本文に移動

カン・ギョングン "MB支持活動 記憶ない"

原文入力:2009-12-03午後10:18:52
中央選管委院候補 聴聞会…ダウン契約書 追及には苦しい弁明

イ・ジョンエ記者

←カン・ギョングン中央選挙管理委員候補者が3日午前、国会で開かれた人事聴聞会で議員らの質問を聞いている。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

カン・ギョングン中央選挙管理委員候補者が3日に開かれた国会人事聴聞会で政治的偏向性問題で集中砲火を浴びた。

民主党議員らはこの日、カン候補者が2007年大統領選挙当時に李明博候補を公開支持した‘国家先進化・工作政治粉砕国民連合’(国民連合)副議長を務め保守偏向的な発言をしてきたという点(<ハンギョレ> 11月30日付2面)等を問題にし「イ大統領が任命を撤回するなりカン候補者が自主的に辞退しなければならない」と要求した。ク・ウクソ,キム・ジングォン候補者(大法院長推薦)には政治資金法改定と再補欠選挙など選管委業務と関連した儀礼的質問が出されたのとは対照的だった。

キム・ユジョン民主党議員は、参加政府時期に大統領府の最高裁判事候補者推薦の時、カン候補者が‘コード人事’だとして反対した点などを指摘し「カン候補者が(選管委)常任委員候補者に内定したこと自体がコード人事と違うか」と問い質した。チェ・ギュシク民主党議員は「(政府が)中立性を強調し選管委労組が民主労総を脱退するようにした」とし「大統領がたとえ無原則に任命しても自ら返還するつもりはないか」と尋ねた。

これに対しカン候補者は「憲法学者として憲法の対象である国家・社会・政治を研究しただけで政治的指向を持ったことも政治に関与したこともない」と話した。特に国民連合の活動に対しては「全く記憶がない」として「親しい教授がここに加入してはどうかと言って名前を与えたのが手落ちと言えば手落ち」と弁明した。

カン候補者が‘否認’で一貫すると、与野党議員らは "苦しい答弁" と詰問した。チャン・ジェウォン ハンナラ党議員は 「私は知らない、思い出せないというのは正しくない態度」として「自然人としては学問的良心からそのような活動をしたが、公職者としては客観的見解を持ち最善を尽くすと答えるのが正しいのではないのか」と面と向かって責めた。ホン・ジェヒョン民主党議員も「政治的中立性も問題で資質も問題」と話した。

またこの日の人事聴聞会ではカン候補者がアパート購入過程で‘ダウン契約書’を作成し取得税を脱漏したという疑惑(イ・ミョンス自由先進党議員)と1983~90年に11回も引越し偽装転入をしたのではないかとの疑惑(キム・ヒチョル民主党議員)も提起された。だがカン候補者は「区庁でしろと言われるままにしたこと」,「家主が出て行けと言うので引っ越しした」と明らかにした。

民主党はこの日ク・ウクソ,キム・ジングォン候補者に対する人事聴聞会報告書採択には同意したが、カン・ギョングン候補者に対しては自主的辞退を要求し報告書採択を先送りした。 イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/391296.html 訳J.S