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国防部 内部ネットワーク 建議文‘不敬罪’軍人に "国家が損害賠償"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/390973.html

原文入力:2009-12-02午前11:05:38
裁判所, 勤務評定 最下等級 現役中士に "500万ウォン賠償" 判決

*中士(旧日本軍の軍曹相当)訳注
ソン・ギョンファ記者

国防部内部コンピュータ・ネットワークに制度改善建議文を上げたという理由で最下等級の勤務評定を受けた現役中士に、国家が損害を賠償しなければならないという判決が下された。

ソウル高裁民事13部(裁判長 ヨ・サンフン)は空軍第1戦闘飛行団ヤン・某(38)中士が国家を相手に出した損害賠償請求訴訟で1審同様 "国家は500万ウォンを賠償せよ" と判決したと1日明らかにした。

裁判所は "勤務評定は個人の資質および業務実績を土台に公正になされるべきであり、評定権者が権限を乱用し点数を不当に下方修正した点が認められる" と明らかにした。裁判所はまたヤン中士が規定と安全上の理由で部隊長家族が所有する犬を部隊外に任せたとして懲戒を受けたことについても国家の賠償責任を認めた。裁判所は "不当な勤務評定と懲戒処分過程での防御権侵害によりヤン中士が深刻な精神的苦痛にあったため国家は損害を賠償する義務がある" と明らかにした。

部隊装備検査官として勤務したヤン中佐は2001年装備管理体系に問題点があると判断し、何回も改善を建議したが受け入れられなかったため国防部内部コンピュータ・ネットワークの‘国防申告センター’に建議文を上げた。翌年の勤務評定でアン・某中尉はヤン中士を1等級と評価したが、上級者のチョ・某中佐は2等級への調整を指示した。引き続きホン・某大佐は‘仕事はよくやるが軍組織の融和および団結阻害者’と評価し、結局ヤン中佐は最下位の5等級を受けた。空軍本部はこうした事実が問題になるやチョ中佐とホン大佐を警告処分する一方、ヤン中士の評点を2等級に上方修正した。ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

原文: 訳J.S