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文大統領支持率47%…政党支持率は民主党40%・韓国党20%

登録:2020-01-10 21:09 修正:2020-01-11 08:03
韓国ギャラップ1月第2週世論調査 
文大統領支持率は3週前より3ポイント上昇 
民主党・韓国党支持率はダブルスコア 
チョン・セギュン候補者「首相に適合する」全年齢帯で優勢
文在寅大統領が7日、大統領府で新年の辞を発表している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政支持度が47%と集計された。3週前より3ポイント上昇した数値だ。

 ギャラップが7~9日に全国成人1000人を対象に実施し10日に公表した世論調査結果(信頼水準95%で標本誤差±3.1%ポイント)によれば、文大統領に対する肯定評価は47%、否定評価は43%と集計された。3週前の昨年12月第3週の調査(17~19日)と比較すると、肯定評価は3%増え、否定評価は3%減った。

 文大統領は昨年に続き新年も国政支持率の肯定・否定評価がほぼ等しい状態で始めることになった。昨年1月の統合基準肯定評価は47%、否定評価は44%だった。肯定評価の理由としては「外交をよくやっている」(12%)、「最善を尽くしている・一生懸命やっている」(9%)、「福祉拡大」(8%)の順だった。否定評価の理由としては「経済・民生問題の解決不足」(34%)、「北朝鮮関係に集中・親北朝鮮指向」(8%)、「全般的に不十分」(7%)の順だった。

 政党支持率は、共に民主党が40%、自由韓国党20%、正義党6%、正しい未来党3%などで、与野党の支持率に二倍の差が生じた。12月第3週の調査(17~19日)と比較すれば、共に民主党が3%上昇し、自由韓国党は3%下落した。今月5日の中央党創党後、初めて支持率が集計された新しい保守党は3%を記録した。その他、ウリ共和党と民主平和党などは1%未満だった。

 7~8日に人事聴聞会を終えたチョン・セギュン首相候補者が「首相に適合する」とする意見は42%だった。25%は「適合しない」と見ており、33%は意見を留保した。年齢別に見れば、すべての年齢帯でチョン候補者が首相に「適合する」という意見が反対意見より10%以上多いことが分かった。特に40代では、適合意見(53%)が不適合意見(19%)より大幅に高かった。支持政党と指向別に見れば、「適合する」という意見は民主党支持層・進歩指向で60%を超えた。「適合しない」という意見は、自由韓国党支持層(56%)、保守指向(43%)で目立った。

 第21代国会議員選挙で「現政権を支援するために与党候補が多く当選しなければならない(与党勝利)」という意見(49%)が「現政権を牽制するために野党候補が多く当選しなければならない(野党勝利)」という意見(37%)より12%高く出てきた。年齢帯別に見れば、40代以下では“与党勝利”が優勢で、60代以上では“野党勝利”が多かった。50代は“与党勝利”と“野党勝利”がそれぞれ46%で、意見が分かれた。

その他の事項は、中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

イ・ジュビン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/923956.html韓国語原文入力:2020-01-10 16:09
訳J.S

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