北朝鮮が9・19軍事の合意を破って西海の北方限界線(NLL)付近の昌麟島(チャンリンド)で海岸砲を射撃してから、米国空軍と海軍の偵察機3機が連日朝鮮半島上空を飛行した。さらなる北朝鮮の軍事的動きを捉えるための米国の偵察活動が強化されたものとみられる。
28日、民間航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」(Aircraft Spots)によると、同日、米海軍偵察機EP-3Eが首都圏一帯など、朝鮮半島上空を飛行した。EP-3Eは米海軍で信号情報収集及び偵察を担当する航空機だ。これに先立ち、米空軍の先端地上監視偵察機E-8Cが朝鮮半島上空を飛行した。米軍の戦略資産に属する同偵察機は、過去、北朝鮮の中長距離ミサイル発射の兆候などが見られた際、朝鮮半島上空で作戦を展開したことがある。前日には米空軍の主力電子偵察機「リベット・ジョイント」(RC-135V)1機がソウルと京畿道一帯の上空を飛行した。