原文入力:2009-11-09午前09:06:11
民族問題研究所に反省文送り後援支援金 拠出も
親日辞典報告大会, 保守団体と一時小競り合いも
キム・ミンギョン記者,クォン・オソン記者
←親日人名辞典発刊国民報告大会がソウル,龍山区,孝昌洞,孝昌公園白凡金九墓地で8日午後開かれ、ある参加者が白凡金九墓地に捧げた親日人名辞典を見ている。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr
‘3冊145ページ,李俊植(1894~?) 郡守’
民族問題研究所会員として去る8年間<親日人名辞典>編纂過程を見守ったイ・ユン(65)氏は8日午後、ソウル,龍山区の白凡金九墓地前で開かれた‘親日人名辞典発刊国民報告大会’に参加し、辞典を見るやいなや‘李俊植編’を探した。彼がイ氏の祖父であるためだ。
"1894年生まれ1936年11月~40年9月忠北陰城郡守として在職した。中日戦争勃発時、国防献金と愛国旗献納資金募金のような戦時業務に積極的に努力した。" イ氏は辞典 編纂過程で祖父関連内容を見ることはできたが、先入観を排除するためにわざと見なかった。「戦争の時に日帝に協力したという内容が加えも抜きもせず私が考えた通りに物静かで淡々と記述されていますね。」
イ氏はすでに2000年から<親日人名辞典>製作計画を聞き「暗い過去を究明し、その是是非非を分けることに全面的な声援を送る」として民族問題研究所に会員として加入し、毎月後援支援金を出してきた。彼は学生時代に60年代韓日会談反対闘争に参加し、徐々に歴史に目を開き始めた。彼は「常識が支配する社会ならば誤りに対し承服し謝罪を通じて問題点を是正するのが当然だ」として「ところがあのよな人が話題になるのが今日の現実だと思うと苦々しい」と話した。
<親日人名辞典>発刊には様々な困難があったが、辞典に登場する人物の子孫たちが示した荒々しい反発は大きな障害物だった。子孫たちは発行禁止仮処分申請などを裁判所に出し、各種圧力を加えることもした。‘連座制ではないのか’という反論も提起した。しかし、子孫たちの中にもイ氏とともに親日を反省し責任を負おうとした人々がいた。日本帝国議会貴族院議員と中枢院参議を務めた韓相龍氏の子孫ハン・ジンギュ(29・在米)氏は2005年9月「先祖の業績と共に親日行動も共に子孫が責任を負うことが先祖の労苦を子孫が分け合うこと」として、民族問題研究所に感謝の気持ちを電子メールで伝えた。
一方、この日開かれた親日人名辞典発刊国民報告大会は祭りの雰囲気で行われた。当初報告大会は淑明女子大アートセンターで開かれる計画だったが、淑明女子大側が「保守団体との衝突の危険がある」とし貸館を拒否し、参加者らは白凡金九先生墓地に場所を移し大会を行った。先立ってこの日昼12時には‘朴正熙を正しく知らせる国民の集い’他20ヶ余りの保守市民団体が淑明女子大正門前で「歴史をねつ造する民族問題研究所解体」を主張した。一時両側の一部会員は互いに小競り合いする姿も見られた。
一方<親日人名辞典>の一般市販は来月初めから始まる予定で電話で購買予約が可能だ。価格は30万ウォン. 問い合わせ(02)969-0226.
キム・ミンギョン,クォン・オソン記者salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386642.html 訳J.S