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朴正熙 満州軍官学校 志願の時 "命捧げて忠誠" 血書は事実

原文入力:2009-11-06午前12:50:08
民族問題研究所, 当時の新聞 公開

ホン・ソクチェ記者

←朴正熙前大統領の満州軍血書志願記事が載せられた1939年3月31日付<満州新聞>写本. 民族問題研究所提供

朴正熙前大統領が日帝強制占領期間に満州国軍官に志願し「死をもって忠誠を誓う」という内容の血書を書いて出したという当時の新聞記事が発見された。この間、話でだけ飛び交っていた朴前大統領の‘血書志願’が客観的傍証により確認されたのは今回が初めてだ。

民族問題研究所(所長 イム・ホニョン)は<親日人名辞典>の全面公開(8日)を3日後に控えた5日、この辞典に親日人士として収録された朴前大統領関連内容を公開した。民族問題研究所はこれと共に朴前大統領が1939年日帝の傀儡国家である満州国の軍官に応募し、志願書類とともに‘忠誠’を誓う血書と請託の手紙などを送ったと報道した当時の<満州新聞>記事を同時に公開した。

満州国で日本人たちが発行した<満州新聞>は1939年3月31日付7面で‘血書軍官志願’という題名の記事を通じ「29日治安部軍政司徴募課に朝鮮慶尚北道,聞慶(ムンギョン)西部公立小学校訓導(教師)朴正熙君(23)の熱烈な軍官志願の手紙が戸籍謄本,履歴書,教練検定合格証明書とともに‘一死以テ御奉公朴正煕’という血書が送付され担当者を感激させた」と報道した。

またこの新聞は朴正熙訓導が手紙に「日本人として恥かしくない精神と気迫で一死奉公の堅固な決心です」と書いたと伝えた。

チョ・セヨル民族問題研究所事務総長は「親日人名辞典発刊を控え朴前大統領の子息パク・ジマン氏が‘掲載・配布禁止仮処分申請’を出すなど政治争点化している」とし「不必要な論議が整理されることを願う」と話した。 ホン・ソクチェ記者forchis@hani.co.kr

1939年3月31日付<満州新聞> 7面記事全文
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血書▲△軍官志願 半島の若き訓導から

 二十九日治安部軍政司徴募課へ朝鮮慶尚北道聞慶西部公立小学校訓導朴正煕君(二三)より熱烈なる軍官志願の手紙が戸籍騰本、履歴書、教練検定合格証明書とともに"一死以テ御奉公朴正煕"と血書した半紙を封入、書留で送付されて?く係員を感激せしめた、同封の手紙には

 (前略)

 日系軍官募集要綱を拝読しますと小生は凡ての條件に不適合の様であります。甚だ僭濫にて恐懼の至と存じますけれども御無理を申しあげて是非国軍に御採用下さいませんてせうか

 (中略)

 日本人として恥ちざつだけの精神と気魄とを以て一死御奉公の堅い決心でこざいます。しつかりやります。命のつ?く限り忠誠を尽す覚悟でこざいます。

 (中略)

 一人前の満洲国軍人として満洲国のため延いては祖国のため何で一身の栄達を欲しませう、滅私奉公、犬馬の忠を尽す決心でこざいます

 (後略)

 とペンで達筆に認めてあり同君の軍官志願の手紙はこれで二度目であるが軍官なるには軍籍のある者に限られてをり、軍官学校へ入れるにしても資格年齢十六歳以上十九歳であるため二十三歳では年が多過ぎるので同君には気の毒ではあるが鄭重に謝絶することになつた=写真朴君

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386102.html 訳J.S