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ハンナラ 首都圏・忠北惨敗, MB国政運営 暗雲

原文入力:2009-10-29午前01:30:12
世宗市・4大河川 ゴリ押し 制動…ハンナラ 指導部交替など内紛予告
パク・ヒテ予想に反しあご下まで追われる…民主党‘MB審判論’民心‘順風’

シン・スングン記者

←チョン・モンジュン ハンナラ党代表が28日午後、ソウル,汝矣島の党事務所で10・28再補欠選挙開票関連ニュースを見守りかたい表情で状況室を出ている。 キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

28日全国5ヶ地域で行われた国会議員再補欠選挙でハンナラ党が首都圏と忠北で完敗した。これに伴いイ・ミョンバク大統領の国政運営主導権が弱まり、ハンナラ党では首都圏と忠清圏の民心収拾方案などを巡り論難が広がるものと見られる。

この日選挙開票結果、京畿安山常緑乙ではキム・ヨンファン民主党候補が41.17%を得てソン・ジンソプ ハンナラ党候補(33.17%)を圧倒し当選した。無所属イム・ジョンイン候補は3位15.57%に終わった。水原,長安ではイ・チャニョル民主党候補が49.22%でパク・チャンスク ハンナラ党候補(42.67%)を下し当選した。

←10・28補欠選結果

与党の世宗市変更論に対する忠清圏民心を計る忠北,曽坪・鎮川・槐山・陰城ではチョン・ボムク民主党候補が41.94%を得票し、キョン・デス ハンナラ党候補(29.64%)を締め出し当選した。

ハンナラ党は民主党が候補を出すことが出来なかった江原,江陵でクォン・ソンドン候補が50.9%を得票し、33.75%を得たソン・ヨンチョル無所属候補を破り当選を確定した。

ハンナラ党代表出身のパク・ヒテ ハンナラ党候補と盧武鉉前大統領の秘書官だったソン・インベ民主党候補が激突した慶南梁山はこの日夜遅くまで薄氷の勝負を展開したあげく、パク候補が当選した。パク候補は38.13%を、ソン候補は34.05%を得た。

←チョン・セギュン民主党代表(右側四番目)が28日夕方、ソウル永登浦の党事務所で開票状況を見守り、水原,長安など3ヶ所で勝利が確定するや指導部とともに万歳を叫んでいる。 キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

今回の選挙で‘イ・ミョンバク政権審判論’を掲げた民主党は、民心のバロメータと評価される首都圏2ヶ所と忠清圏で勝利することによって政局主導権を確保する根拠地を捉えた。ハンナラ党は首都圏議員らを中心にチョン・モンジュン代表など指導部交替論が提起されるなど内紛が激化するものと見られる。またイ・ミョンバク大統領の高い国政支持度にもかかわらず、ハンナラ党が首都圏と忠清で敗北し菜園の梁山でも力一杯の勝負を展開したことにより、世宗市計画修正論,4大河川建設事業など主要政策でも相当なブレーキがかかるものと見られる。

シン・スングン記者skshin@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/384629.html 訳J.S