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龍山篭城9人全員に有罪…汎国民対策委“検察主張だけ受け入れ”

原文入力:2009-10-28午後09:52:51
裁判所“撤去民が火炎瓶投げ火災…警察早期投入 適法”

パク・ヒョンチョル記者,ノ・ヒョンウン記者

←終わらない‘龍山の号泣’‘龍山惨事’で拘束起訴されたイ・チュンヨン龍山撤去民対策委員長が28日1審裁判で懲役6年の重刑を宣告され、イ委員長の母親チョン・ジェスク氏がソウル,瑞草洞,ソウル中央地裁で嗚咽している。故イ・サンニム氏の夫人であるチョン氏は「自分の父親を殺す人がどこにいるか」と泣き叫んだ。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr

裁判所が6人が亡くなった去る1月の‘龍山惨事’の責任を篭城者などに負わせ被告人9人全員に有罪を宣告した。

ソウル中央地裁刑事合議27部(裁判長 ハン・ヤンソク)は28日、引火性物質に火炎瓶を投げ警察特攻隊員1人を亡くなるようにした疑惑(特殊公務妨害致死など)で起訴されたイ・チュンヨン(36・拘束)龍山撤去民対策委員長など2人に懲役6年、キム・某氏など5人に懲役5年を宣告した。またチョ・某氏など2人には各々懲役3年に執行猶予4年,懲役2年に執行猶予3年を宣告した。これらの内、不拘束起訴されたキム・某氏など3人は実刑宣告により法廷拘束された。

裁判所は「篭城者などが望楼内部に進入した警察特攻隊員らに火がついた火炎瓶を投げ望楼内3階階段付近で火災が発生し望楼全体に拡大した」として火災原因に対する検察の判断と控訴事実を認めた。また裁判所は警察特攻隊投入が正当な公務執行だったかに対して「篭城者などが南一堂ビルを占拠しレンガ,火炎瓶などを投擲し漢江路を通る車両などに威嚇をあたえる状況を鎮圧する必要があったし、警察特攻隊の早期投入は適法な公務執行だった」と明らかにした。裁判所は「盾と鎮圧棒,消火器など最小限の装備だけで公務を執行する警察官らを負傷させた行為はどんな理由でも容認されることはできない」と付け加えた。

イ氏と弁護人などは判決朗読中、宣告内容に反発し法廷外に出て行き傍聴客にいたひとりは裁判所に抗議し監置措置を受けた。法廷外でも傍聴を制止された撤去民らと法廷警衛らの間に小競り合いが起きた。

判決直後、キム・ヒョンテ弁護士は「火炎瓶を見なかったという警察官らの証言など特殊公務妨害致死疑惑を認めることはできない数多くの証拠があるのに正反対の結果が出た」と話した。龍山惨事汎国民対策委員会は「検察の起訴内容をそのまま受け入れた判決を認めることはできない」とし控訴方針を明らかにした。

パク・ヒョンチョル,ノ・ヒョンウン記者fkcool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/384487.html 訳J.S