原文入力:2009-10-23午前09:39:26
‘公社より社長の顔を知らせる広報’指摘に
公認脱落した地方区放送会社に広告費2億ウォン執行
大型マート広告動画に一日100回 顔 露出
ファン・ボヨン記者,キム・ポンギュ記者
←イム・インベ韓国電気安全公社社長が20日午前、国会知識経済委員会国政監査場で不誠実な答弁態度を示し、これに抗議した与・野議員らが退場してしまうや腕組みをしたまま天井を見上げている。チョン・ジャンソン知識経済委員長はこの日、国政監査を中断しイム社長と韓国電気安全公社職員らを国家監査場から送りだした。 キム・ポンギュ記者bong9＠hani.co.kr
“大型マート広告物に一日100回も社長の顔が出てくる。予算浪費ではないか?”(チェ・チョルグク民主党議員)
“私は3選議員を務めた。私の顔が出てくれば会社広報になる。”(イム・インベ韓国電気安全公社社長)
22日国会知識経済委員会の国政監査でイム・インベ電気安全公社社長が‘企業広報を口実に自身のための政治活動’をした情況が追加で明らかになった。イム社長は国会議員時期、自己の選挙区が属する大邱・慶北地域の放送会社に広告広報費を2億ウォンも使うかと思えば、大型マートなどで自身の自叙伝内容を広報する広告を送りだしていることが明らかになった。だがイム社長は昨年就任後10ヶ月間に143回も記者懇談会を開いた事実をはじめ俎上に上がった‘怪しい’広報内容に対して全て認めながらも問題になることはないという態度に終始した。
この日、チュ・スンヨン議員(民主党)は最近3年間の公社の広告・広報明細を根拠に「公社が異例的に今年3月から大邱・慶北地域の放送会社のTV(TBC)に月2000万ウォンずつ7ヶ月間、計1億4000万ウォン、大邱MBCに7月から3ヶ月間で計6000万ウォンの広告広報費を執行した」として「イム社長の前地域区の慶北,金泉に放送される報道機関に集中支援した」と問い詰めた。15～17代国会議員を務めたイム社長は昨年、ハンナラ党金泉地方区公認から脱落した経緯がある。これに対し公社側は「広告効果を高めるために地域放送会社に拡大して施行中」と明らかにしたが、すでに全国放送を放映する韓国放送などと電気安全キャンペーン広告契約を結んでいるという点を考慮すれば釈然としない内容だ。
チェ・チョルグク議員は「公社が広告・広報費として昨年31億ウォン、今年9月までに21億ウォンを使ったが、電気安全キャンペーンの代わりに社長のイメージを広報する広告がおびただしかった」と追及した。イム社長は自叙伝で前面に掲げた核心経営戦略である‘1秒経営’を前面に掲げる会社動画広告物を作りロッテマート51ヶ店舗で一日78回、Eマート20ヶ店舗で一日100回以上放映している。キム・ジェギュン議員(民主党)は「ハンナラ党幹部が理事長を引き受けているグローリア オペラ団の10万ウォンのチケット購入に何と2660万ウォンも使った」とし‘政治経営’に近いイム社長の行動を批判した。
去る20日不誠実な答弁態度で国家監査場から追い出されたイム社長はこの日も‘きわどい’答弁で顰蹙を買った。‘19代国会議員選挙に出馬する意向があるのか’というチェ議員の質問に、イム社長は「(議員をしながら)常任委員長などをあまねく経験しこれ以上やることがない。今の状態では政治ではなくCEOとして大成してみようと思う。いずれは幹事(チェ議員)様もみな公企業に行くだろうが…」と答えた。こういう発言にいきりたったチョン・ジャンソン知識経済委委員長は「昨日は此処に来て(公社を)政治的再起の踏み台にしていると言わなかったか」と反駁した。
ファン・ボヨン記者whynot＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/383368.html 訳J.S
