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“グリーンベルト き損・上水源汚染”環境部,くつろぎの里事業に憂慮

原文入力:2009-10-23午前07:27:57

クォン・ウンジュン記者

高い分譲価格で‘名前だけの庶民住宅’という批判を受けているくつろぎの里住宅事業が環境破壊と文化財き損などの問題を産みかねないという内容の政府報告書が出てきた。

22日国会環境労働委員会所属クォン・ソンテク自由先進党議員が環境部に提出させた‘くつろぎの里住宅2次地区(6ヶ)指定事前環境性協議意見書’によれば△ソウル,瑞草区内谷△京畿九里市葛梅△南揚州市真乾△始興市桂壽△富川市玉吉など5地区の該当の予定地内に住宅建設排除基準であるグリーンベルト環境評価2等級以上の地域が相当部分含まれていることが分かった。

特に環境部は「内谷地区は清渓山生態景観保全地域に隣接しており、参加政府時期にも国民賃貸住宅建設許可がおりなかった地域」として「住宅地区指定が望ましくない」という意見を出した。したがってこの地域のくつろぎの里住宅事業計画が通過する場合、環境破壊という批判はもちろん公平性など政治的論議まで起きる展望だ。

また環境部は葛梅地区の場合、蚕室上水源保護区域と連結する玉宿川周辺であり工事による水質汚染が避けられないとし、格別の水質保全対策を要求した。葛梅・真乾地区は世界文化遺産に指定された東丘陵と近接しており文化財き損が憂慮されると環境部は明らかにした。2次地区内で1ヶ所だがグリーンベルト環境評価2等級以上に該当しないソウル 江南細谷2地区に関しては、地区内にある大母山の生態保護のために高層や高密度建築が望ましくないとの意見を出した。

国土海洋部が2次くつろぎの里住宅事業を施行するためには環境部のこういう検討意見に対する措置計画を提出した後に環境部との協議を終えなければならない。

クォン議員は「くつろぎの里住宅を早期に大量に作ろうとする政府が環境部の意見をどの程度誠実に受け入れるか」とし「庶民住居安定という名分でグリーンベルトを有名無実にしている」と指摘した。

クォン・ウンジュン記者details@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/383487.html 訳J.S