原文入力:2009-10-15午後11:08:56
パク・ヨンソン議員- “暁星秘密資金造成などは調査せず”…不良捜査疑惑
ソク・ジンファン記者,パク・ヒョンチョル記者
検察が去る4月、全国経済人連合会長のチョ・ソンレ(74)暁星グループ会長を‘暁星建設不正’等と関連し非公開召還調査した事実が遅れて明らかになった。しかし検察はチョ会長を相手に国外法人を利用した秘密資金造成疑惑などは調査していなかったと知らされ‘不良捜査’疑惑が拭えない。
国会法制司法委員会所属の民主党パク・チウォン,パク・ヨンソン議員は15日ソウル中央地検でノ・ファンギュン地検長とキム・ジュヒョン3次長に面談した後、記者らに検察の説明内容を伝えこのように明らかにした。パク・ヨンソン議員は「検察がチョ会長をどういう資格でどれだけの間にわたり調査したのかは説明しなかった」と話したが、参考人資格だったことが分かった。検察はこの間、チョ会長の召還事実を公開せず検察がチョ会長を調査した時期はパク・ヨンチャ前テグァン実業会長の政・官界ロビー捜査に世論の関心が集中していた時期だった。
2人の議員は去る12日ソウル中央地検国政監査で暁星捜査に対する説明が不十分だったとし、追加調査のためにこの日ソウル中央地検を訪問した。パク・ヨンソン議員は「検察は暁星重工業の韓国電力納品不正と暁星建設横領など、すでに起訴した内容を主に説明しただけ」として「疑惑の核心と言えるキャピタルワールドリミテッド(CWL)捜査や暁星ジャパンの秘密資金造成,海外資金流出などは今日説明したことだけ見れば捜査をしなかったものと見られる」と話した。
パク・ヨンソン議員は「(検察は核心疑惑を捜査しなかった理由が)‘端緒がなく見つからなかったため’と話した」として「(チョ会長の長男であるチョ・ヒョンジュン(株)暁星社長の米国不動産購入に対しては)事実有無を確認中で端緒が捕えられれば捜査するという既存立場を繰り返した」と伝えた。また彼は「検察に押収捜索をしなかった理由を尋ねると‘暁星があらかじめ資料を全て提出し必要なかった’とした」として「海外資金流出と関連しては核心人物である(暁星アメリカの)ユ・某常務も召還しなかった」と指摘した。
暁星秘密資金造成疑惑などを2年余り捜査したソウル中央地検特捜1部は韓電に部品を納品し輸入単価を膨らませ不当利得を得たり、労務費を膨らませ計算し横領した疑惑で暁星重工業と暁星建設前・現職役職員4人を起訴し捜査を終えた。しかし暁星が国外法人らを利用し巨額の秘密資金を作った疑惑があり、積極的捜査が必要だという内容の検察内部報告書が公開されチョ会長の子息チョ・ヒョンジュン社長の米国不動産取得事実が明らかになり不良捜査疑惑が提起された状態だ。
2人の議員はこの日も捜査記録閲覧を要求したが検察は3ページの報告書を利用し‘捜査に問題がなかった’という説明を繰り返したと伝えられた。パク・チウォン議員は「19日大検察庁国政監査で再度問題提起をする方針」と話した。 ソク・ジンファン,パク・ヒョンチョル記者soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S