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韓国大統領府「朝米首脳会談後、文大統領のワシントン訪問を検討」

登録:2019-02-26 22:28 修正:2019-02-27 07:55
19日、韓米首脳通話でトランプ大統領「文大統領と直接会うことが楽しみ」
文在寅大統領が26日午前、ソウル龍山区の白凡記念館で開かれた閣議で議事棒を叩いている=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 大統領府は、第2回朝米首脳会談の後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドナルド・トランプ大統領との韓米首脳会談のために米国ワシントン訪問を検討しうるという意向を明らかにした。

 大統領府の核心関係者は26日、「(19日の韓米首脳通話当時)トランプ大統領が日付を具体的に話しはしなかったが『したい話が多い』として、(両首脳が)近い将来会うと考えている」と述べ、「会うならば、文大統領がワシントンに一度行くことになると思う」と話した。この関係者は「(朝米首脳間の日程は)28日午前会談、昼食、午後会談、記者会見などと組まれている」とし、「(その日の)夕方に(韓米首脳が)通話すれば、いつ会えるか分かるのではないか」と話した。これに先立って、トランプ大統領は19日、文大統領との通話で「ハノイ会談を終え次第、文大統領に電話をかけて、会談の結果を教える」とし、「ハノイ会談で大きな成果を上げられると予想しており、その結果を文在寅大統領と共有したいので直接会うことを楽しみにしている」と話した。

 文大統領が米国を訪問するならば、その時期は金正恩(キム・ジョンウン)委員長のソウル答礼訪問以前になる可能性が高いと見られる。大統領府はこれまで「朝米首脳会談の結果と合意内容を見て、南北間でできる事項を細かく準備しなければならない」として、金委員長の答礼訪問を急ぐよりは、南北経済協力などの内実を期するという意向を明らかにしてきた。そのため文大統領が会談の当事者であるトランプ大統領と直接会い、結果を共有し、南北ができる事業に関して深みのある意見を交わすという分析が多い。

ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/883675.html韓国語原文入力:2019-02-26 18:05
訳J.S

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