原文入力:2009-10-11午後07:25:16
‘韓国提案-中国解法’両国 距離感 表わす
批判はなかったが‘沈黙’…一部で短く言及
パク・ミンヒ記者
←イ・ミョンバク大統領(左側)が10日中国,北京人民大会堂で温家宝中国総理(中央),鳩山由紀夫日本総理と韓-中-日3国首脳会議に先立ち手を取り合い記念撮影をしている。 北京/聯合ニュース
韓-中-日首脳会談が終わった後、10~11日の中国言論は北韓の核問題解法に対する議論が断然その中心を占めた。最近北韓を訪問し帰ってきた温家宝総理が北韓との対話を促し6者会談再開を強調し、「韓-中-日3国が6者会談を早期に再開し地域安定に貢献することにした」ということに焦点が合わされた。
反面、中国主要言論ではイ・ミョンバク大統領が提案した‘グランド バーゲン’(中国式翻訳は‘大妥協’)に対する反応を見つけるのが難しかった。批判はしなかったものの完全に沈黙することにより韓国の提案と中国の解法の間には距離が大きいということを示す中国官営言論特有の態度だ。
温家宝中国総理は今回の首脳会談記者会見などで異例的に詳細に平壌で金正日北韓国防委員長と会談した内容を説明し、北韓との対話を促した。彼は「機会を捕えていうまく活用してこそ大きな進展ができ、機会をのがせば以後にははるかに難しくなる」と話した。イ大統領が「北韓が核を放棄するということが前提になった時、北韓の願う協力ができる」と話したこととは差が明確だ。
韓国政府関係者たちは温総理がイ・ミョンバク大統領が主に主張した‘グランド バーゲン’構想に対し「努力を高く評価する。開放的態度で積極的に協議しよう」という意思を明らかにしたと伝えた。しかし、中国言論ではこういう原則的で低い水準の同意発言すら報道されなかった。韓国言論らが9日、韓-日首脳会談で両国首脳が‘グランド バーゲン’に原則的に合意したという報道をしたとだけ一部言論が短く言及しただけだ。
北京/パク・ミンヒ特派員minggu@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/381321.html 訳J.S