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共に民主党「連動型比例代表制同意…来年2月に国会処理推進」

登録:2018-12-12 21:31 修正:2018-12-13 09:45
非公開最高委員会会議後に表明 
ソン・ハクキュ、イ・ジョンミは断食座り込み継続 
正しい未来党議員も毎日2人ずつ24時間断食
ユン・ホジュン共に民主党事務総長=資料写真//ハンギョレ新聞社

 正しい未来党のソン・ハクキュ代表と正義党のイ・ジョンミ代表が、選挙制度改革を叫んで断食し一週間をむかえた中で、共に民主党が12日「連動型比例代表制導入」に同意するとし、来年1月中の国会政治改革特別委員会で合意案を用意し、2月の臨時国会で議決する方案を推進すると明らかにした。正しい未来党は、毎日2人の議員がソン代表とともに24時間リレー断食する方針を明らかにした。

 ユン・ホジュン民主党事務総長はこの日、非公開の最高委員会会議の後「民主党はこれまで与野党が議論してきた連動型比例代表制の導入など、選挙制度改革の基本方向に同意し、一日も早く与野党5党がこの基本方向に合意して具体的な方案を政治改革特別委で議論することを提案する」と明らかにした。ユン事務総長は「(今年末に終わる)政治改革特別委員会の活動期間を延長して、2019年1月中に特別委内で選挙制度改革案に合意した後、これを2月の臨時国会で最終議決できるよう積極的に推進する」として「与野党5党の合意のためには、特に自由韓国党の立場の変化が必要だ」と話した。続けて彼は「自由韓国党の立場の変化を促し、新たに構成された自由韓国党院内指導部とも積極的に協議する計画であることを明らかにする」と付け加えた。

 民主党がこうした決定を出したが、正しい未来党と正義党は韓国党まで含めた巨大二党が連動型比例代表制の導入に原則的に合意しなければならないと要求し、断食座り込みを継続した。

 正しい未来党はこの日、議員総会を開き「選挙制度改革に党の総力を挙げる」として「ソン・ハクキュ代表の断食とともに、議員も毎日2人ずつ24時間リレー断食に突入する」と明らかにした。正しい未来党のユ・ウィドン院内首席副代表はこの日、議員総会の後に記者たちと会い、「最初にキム・グァニョン院内代表が同調断食に突入する」として「断食を解くための最低限の条件は、自由韓国党と共に民主党の明確な立場」だと話した。さらに「選挙制度改革をするのかしないのか、するならばどんな形なのか、議員総会を通じて期限を定めて、各党の決議が集まった時に実践的担保力を持つ」と要求した。

 ユ院内首席副代表は、与党の共に民主党に向かって「政治改革特別委員会で提案した選挙制度改編基本案に対して公式の議論さえないが、この問題は国民の関心を集めれば、中途はんぱな態度を見せる民主党に批判の声が高まるので、曖昧な言葉で抜け出ようとしている。明確な立場を明らかにせよ」と要求した。

 この日、正しい未来党の議員総会で、キム・グァニョン院内代表は前日選出された自由韓国党のナ・ギョンウォン新任院内代表に向かって「最初の任務は12月の臨時国会招集としなければならない。早い時期に党内討論を経て民意を正しく反映できる選挙制度の結論を導き出すことを期待する」と明らかにした。

 選挙制度改革を要求して今月6日午後から一週間にわたり断食を続けているソン代表も、この日の議員総会に参加した。顔はむくんでいたが明るい表情で議員たちを励ました。ソン代表は「茶山(チョン・ヤギョン)が康津(カンジン)に初めて配流された時、気持ち、考え、容貌、言語、行動を正しくすると述べた“四宜齋”の姿勢を考えている。からだが許すかぎり自由で安らかな姿勢で臨むが、私の顔色がいいからといってむやみに引き延ばさないよう、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と民主党、自由韓国党の覚醒を求める」と話した。

ソン・ギョンファ、キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/874079.html韓国語原文入力:2018-12-12 14:49
訳J.S

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