大統領府高官が21日、朝米首脳会談の場所について「(朝米が)3~4カ所に絞って協議しているようだ」と話した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の欧州歴訪に同行した同関係者は、歴訪直後に記者団に「(マイク・ポンペオ米国務長官が)4度目の訪朝をした際、(北朝鮮側と)多くの合意をした。そろそろ会う時だと思う」と話した。ポンペオ長官は19日(現地時間)、メキシコシティを訪問した際、「来週に私と北側のカウンターパートによる高官級会談が開かれることを希望する」と述べた。同高官は、文大統領が欧州歴訪の間、実質的な北朝鮮の非核化が行われた場合はそれに応じて国連制裁も緩和される必要があると公論化したことが、米国を不快にさせたという一部の指摘については、「私たちがむしろ米国を支援している」と反論した。「韓米同盟はそのようなものではない」とし、「米国内でも多様な意見は存在するし、手続き的に(我々とは)やや異なるかもしれないが、行く方向と目標が同じだから、米国は私たちを信頼している」とし、「行く過程は少し違うかもしれないが、結局同じ道に進んでいる」と話した。彼は、制裁緩和がいつ頃行われるかを問う質問には「もう少し見守ろう」と答えた。
同高官はまた、最近の南北関係の進展と発展が非常に速いと話した。彼は「(南北関係などは)進行速度が凄まじい。率直に言って、不思議に思えるほど急速に進んでいる」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)国防委員長の年内の訪韓は依然としてあり得ると思っている」と述べた。
彼は、文大統領が参謀たちより最近の状況をはるかに肯定的かつ楽観的にとらえていると付け加えた。同高官は「文大統領は(朝鮮半島の状況について)時間がかかっても大きな枠組みで正しい道に進んでいるという確信と自信があるようだ」とし、「参謀たちが懸念を示すと、むしろ『心配しないでください』と言うほど楽観的だ」と伝えた。ただし、彼は、文大統領が南北関係の特性上、チョン・ウィヨン大統領府国家安保室長らの動きがメディアで取り上げられることについては、「安保室長が外遊する際、外部に知られないよう、メディアが協力してほしいという趣旨の発言をした」とし、「やはり南北関係の特殊性のためと思われる」と話した。
一方、チョン・ウィヨン大統領府国家安保室長は18日(現地時間)、文大統領とローマ法王フランシスコとの面談で通訳を任されたハン・ヒョンテク神父から、マザー・テレサが身に着けていた服の切れ端をプレゼントされた。同高官は「ハン神父が『これを持っていると、良いことが起きるだろう』としてプレゼントした」と説明した。さらに、文大統領はベルギーで開かれたASEM(アジア-欧州首脳会合)の間、15カ国の首脳から会談の要請を受けるほど“株”が上がったという。別の大統領府関係者は「文大統領の人気が高かった」とし、「そのなかで英国とドイツを私たちが選んで会談した」と話した。