原文入力:2009-10-04午後11:03:45
南・北, 後続対面行事も合意できず
ソン・ウォンジェ記者
←対面申請離散家族(生存)年齢別現況
2000年8・15離散家族対面は南北首脳会談合意の初実践だった。離散家族対面は南北関係進展の象徴であり尺度だった。しかし今回は違う。南と北は去る1日に終わった秋夕契機離散家族対面に続く後続離散家族対面行事を行うことに合意できなかった。このために赤十字会談がまもなく開かれるかも霧の中だ。
後続対面行事が開かれるとしても現在の方式ではすでに一度会った人々が生きて再び家族に会うことは難しい。8月末現在、大韓赤十字社に離散家族対面申請を出した待機者は12万7547人だ。このうち、4万1195人はすでに亡くなっており、8万6000人余りが生存している。一度の対面で南側対面団100人ずつが選ばれる。北側対面団の南側家族400人余りを全て加えるとしても対面行事に一度参加できる可能性は数百対1に過ぎない。
これを解決するためには対面規模の拡大と方式の多様化、定例化が何より至急必要だ。だが2007年10・4南北首脳宣言を契機に同年11月になされた南北赤十字間合意は水泡に帰して久しい。当時、毎年対面500人,画像対面160家族,映像手紙120家族などに合意したが、イ・ミョンバク政府になり南北関係悪化の中で実現されえなかった。
専門家たちは2年ぶりにようやく開かれた離散家族対面を継続するための南側政府の積極的で包括的な努力を注文している。今回の対面期間に北側関係者たちは「北側の好意で今回の行事が開かれたので、南側も相応する好意を見せて欲しい」と話した。また北側週刊紙<統一新報>は3日付で「今回の離散家族,親戚対面の成果を生かし南北関係をより一層活気あるように前進させなければならない」と強調した。
しかし、統一部は北が先に動くべきであり、大規模対北人道支援と離散家族対面を交換する必要もないという態度だ。ホン・ヤンホ統一部次官は先月29日「離散家族対面と連係し大規模米・肥料支援をする計画はない」として「過去にも暗黙的に肥料を与えたことは事実だが米ではなかった」と話した。
キム・ヨンチョル ハンギョレ平和研究所長は4日「北側の離散家族対面に相応し南側が肥料支援をするような交換をするとともに、包括的な南北関係正常化がなされなければならない」として「特に対面場所の金剛山観光が再開されてこそ離散家族対面も持続することができる」と話した。
ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/380053.html 訳J.S