本文に移動

文大統領支持率67%に…5週連続下落

登録:2018-07-20 22:23 修正:2018-07-21 07:05
最低賃金引き上げ、“適正”42% vs “高い”34%
文在寅大統領が16日午後、大統領府与民館で開かれた首席補佐官会議で発言している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 世論調査専門機関「韓国ギャラップ」の7月第3週世論調査の結果、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の職務遂行支持度が5週連続で下落傾向を示した。

 ギャラップが17~19日に全国成人1002人を対象に実施し、20日に公開した世論調査の結果(95%信頼水準で標本誤差±3.1%p)によれば、文大統領に対する肯定評価は67%、否定評価は25%と集計された。肯定評価は先週より2%p下がり、否定評価は4%p上がった。肯定評価は79%を記録した6月第2週から5週連続で下落している。

 支持率の下落には、最低賃金引き上げ論議が反映されたと見られる。回答者が“最低賃金”の引き上げを肯定評価の理由に挙げた比率は3%だったが、否定評価の理由に挙げた比率は15%で、先週に比べ9%p増えた。

 政党支持度を見れば、共に民主党は48%で先週より1%減り、自由韓国党と正義党は先週同様それぞれ10%を記録した。正しい未来党は6%、無党派層は24%だった。

 来年度の最低賃金を時間当り8350ウォン(約830円)と定めたことに対して、適正だという応答は42%、高いという応答は34%、低いという意見は16%だった。今回の調査を1年前と比較すると、適正という意見は13%減り、高いという意見が11%増えた。

 今回の調査の詳しい内容は、ギャラップと中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参考にされたい。

イ・ギョンミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/854156.html韓国語原文入力:2018-07-20 19:55
訳J.S

関連記事