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公務員労組“統合”,民労総加入 可決

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/378192.html

原文入力:2009-09-23午前02:00:48
組合員総投票で‘統合’ 89%・‘加入’ 68%が賛成

キム・ギョンウク記者,イ・ワン記者

全国公務員労働組合(全公労),民主公務員労働組合(民公労),裁判所公務員労働組合(法院労組)等、3ヶ公務員労組が組合員総投票を通じ統合と民主労総加入を可決させた。これに伴い組合員11万人の巨大公務員労組が誕生し、今年KT,双龍車労組などの脱退で守勢に追い込まれていた民主労総の活動も力付けられることになった。公務員労組の今回の投票を事実上妨害してきた行政安全部は「投票過程で起きた不法行為に対して厳重措置するだろう」と明らかにした。

これら3労組は22日夜9時、ソウル,永登浦区の民主労総1階会議室で記者会見を行い「去る21日から2日間行われた組合員総投票で3労組統合と民主労総加入案件が全て可決された」として「投票率は10万9433人中8万2911人が参加し75.8%であり、統合に対して89.6%、民主労総加入に対しては68.4%が賛成した」と明らかにした。ソン・ヨンテ全公務員労組委員長は「3ヶの公務員労働組合の今回の統合は、イ・ミョンバク政権の労働界弾圧と反労働者政策がもたらした結果」として「公務員労組はイ・ミョンバク政府を審判する力のある統合労組として新たに生まれ変わるだろう」と明らかにした。これら労組は来る10月までに組織統合を終え、今年中に統合労組設立申告を終える予定だ。

現在、全公労は4万8055人,民公労は5万3399人,裁判所労組は7979人の組合員を有しており、統合された労組の組合員は計10万9433人に達する。これは軍務員と教師を除く全体公務員の21%に達する規模だ。民主労総傘下連盟の中で金属労組(14万7000人余り),公共労組(14万2000人余り)に続き3番目に大きい。民主労総はすでに加入していた全公労の他に民公労と裁判所労組組合員6万1378人が追加加入したことにより全体組合員数が68万人余りに増えた。最近KT,双龍車労組の相次ぐ脱退で打撃を受けた民主労総は11万人の組合員を持つ統合公務員労組が新しく加入することによって活力を得る展望だ。

しかし民主労総を不穏視し公務員労組の投票を妨害してきた行政安全部は、3労組の統合が確定した後「今回の投票過程での違法・不公正投票事例と不法行為を徹底的に調査し厳重措置すること」として「これから公務員労組が民主労総と連帯し不法活動を行えば、法により断固として対処する方針」と強硬な態度を固守した。‘双龍車事態’を通じ民主労総に攻勢をかけてきた政府と11万人公務員労組の合流で力を得た民主労総との間に緊張が高まっている。

キム・ギョンウク,イワン記者dash@hani.co.kr

原文: 訳J.S