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無償給食学校 ‘全北63% ソウル0%’

原文入力:2009-09-18午前06:57:19
全北 472ヶ所 恩恵…教育庁・地方自治体 協力支援
小学校 無償給食 失敗に終わった京畿道は4%に止まる

ユ・ソンヒ記者

全国16市・道で全校生に無償給食を提供する学校の比率が最も高いところは全北であることが分かった。
17日国会教育科学技術委員会所属キム・チュンジン民主党議員が教育科学技術部に提出させた資料によれば、全国1万1196ヶ小・中・高校の中ですべての生徒が無償給食の恩恵を受けている学校は1812ヶ所で全体の16.1%に過ぎないことが把握された。

市・道別には、全北が全体751ヶ学校の内62.8%にあたる472ヶ所が無償給食を実施しており、16市・道の中で無償給食の比率が最も高かった。全北は417ヶ小学校の内、291ヶ学校(69.8%),中学校は204ヶ学校の内128ヶ(62.7%),高等学校は130ヶの内53ヶ(40.8%)が無償給食を実施している。忠南が41.2%(全体742ヶ所中306ヶ所),慶南が41.0%(全体976ヶ所中400ヶ所)で後に続いた。

全北道体育保健教育課キム・ジェヨン事務官は「私たちは教育庁と地方自治体が5対5の割合で給食費を支援している」として「農漁村地域の郡単位学校では全て無償給食を行っている」と話した。

無償給食比率が3番目に高い慶南は無償給食を実施していない学校でも父母に材料費の一部だけを負担するようにして人件費などの運営費は全額教育財政を投じており、実質的な父母負担は他の市・道よりはるかに低いと予想される。

反面、ソウル・大邱・仁川・蔚山・江原は無償給食恩恵を受けている学校が一ヶ所もなかった。教育長が ‘小学校段階別無償給食’ を推進したが、道議会などの反対により失敗に終わった京畿道の場合、全体2065ヶ学校の内、無償給食恩恵を受けている学校は84ヶ所で4.1%に過ぎなかった。

江原道は全北地域と同様に農村学校がたくさんあるにも関わらず無償給食学校が皆無だった。

キム・チュンジン議員は「父母が学校に払わなければならないお金の中で最も大きな部分を占めるのは給食費であり、受益者負担経費の50%以上を占める」として「義務教育段階の小・中学校で実質的な無償教育を実施しようとするなら、給食を無償で提供しなければならない」と明らかにした。

キム議員はこのために去る7月、無償給食実施などの内容を盛り込んだ給食法改正案を国会に出した。 ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/377428.html 訳J.S