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世宗市 大統領記録館 建設中断

原文入力:2009-09-14午後07:53:09
12億予算 大部分 道路建設費に転用
昨年‘記録物流出’論難の時、すでに中断
チョ・ジョンシク民主党議員“大統領府指示 疑問”

ソン・ホジン記者

盧武鉉政府が推進した大統領記録館建設事業が現政権になり中断されたまま関連予算が道路建設費に転用されていたことが明らかになった。

国会国土海洋委所属チョ・ジョンシク民主党議員が14日国土海洋部傘下の行政中心複合都市建設庁から受け取った‘2008会計年度歳入・歳出決算および主要事業説明’資料によれば、忠南燕岐郡一帯の行政中心複合都市(世宗市)に建設しようとしていた大統領記録館の2008年度設計費予算12億ウォン中3300万ウォンだけが執行され残り11億6700万ウォンが世宗市と五松区間の道路建設予算に転用されていた。

また記録館建設事業もすでに昨年9月12日に中断され、今年には関連予算が全く予定されていないことが明らかになった。

歴代大統領の記録物を統合保管する大統領記録館は参加政府が2007年4月に公布された‘大統領記録物管理に関する法律’により2008年から4年間1000余億ウォンの予算を投じて世宗市に建てようとした事業だ。

チョ議員は「大統領記録は国家が生産する記録中、最も重要な資産」として「こういう意味のある記録館建設事業を誰にも分からないように中断したことは非常に深刻な問題で、現政権の‘盧武鉉大統領’消去策動があまりにひどい」と批判した。彼はまた「事業が中断された昨年9月は大統領記録物流出と関連し(イ・ミョンバク政府と盧武鉉前大統領間の)論難が最高潮に達した時期」として「大統領府の指示があったのではないか疑問」と話した。

これに対し行政都市建設庁は‘主要事業説明’資料を通じ「国家財政的負担などを考慮し中長期的総合検討が要求され暫定中断した」と弁明した。

ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/376662.html 訳J.S