15日、北朝鮮芸術団の平昌(ピョンチャン)冬季五輪派遣のための南北実務接触北側代表団に、ヒョン・ソンウォル牡丹峰(モランボン)楽団団長が含まれていることがわかり、注目を集めている。特に北朝鮮が彼女を「管弦楽団団長」と紹介しているため、彼女が芸術団を率いて南側を訪問する可能性もある。
ヒョン団長は、金正日(キム・ジョンイル)時代の代表的芸術団であり、北朝鮮に現代音楽を知らせた「普天堡電子楽団」の声楽歌手として北朝鮮で有名になった。30代後半から40代初めの女性で、金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長の信任が厚いと知られている。昨年初め、労働党書記室課長になったと伝えられたヒョン団長は、昨年10月7日朝鮮労働党中央委員会第7期第2次全員委員会で党中央委員会候補委員に抜擢され、存在感を誇示した。ヒョン団長が一時、金委員長の恋人であったという主張もあるが、確認されていない。
ヒョン団長が率いる牡丹峰楽団は、若い女性歌手および女性演奏者で構成された小規模の芸術団だ。金委員長の指示で2012年7月に作られた。最初の公演当時、牡丹峰楽団は米国映画『ロッキー』の主題曲を演奏するなど、破格の姿を見せ注目を浴びた。最近では朝鮮人民軍功勳国家合唱団などと共に北朝鮮全域を巡って、住民の士気を高める公演をしている。牡丹峰楽団は2015年12月、北京での開始直前に公演を取り消し突然帰国して、物議を醸したこともあった。当時、公演内容と関連して中国と摩擦を起こしたと伝えられている。
出色の容貌と実力を備え“北朝鮮版ガールグループ”と呼ばれる彼女たちが、今回の芸術団に含まれるかも関心事だが、具体的なことは15日の実務接触で議論される予定だ。