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ホワイトハウスも日本マスコミの歪曲報道を憂慮

登録:2017-09-24 21:15 修正:2017-09-25 07:25
「米国が対北朝鮮人道的支援に抗議」報道に憂慮
21日、韓米日首脳が集まり昼食会を共にしている=ニューヨーク/EPA聯合ニュース

 韓国大統領府と米ホワイトハウスが、日本のマスコミによる度重なる“歪曲報道”に対して「韓米日3国協力に亀裂を引き起こしかねない」として、共感を持ったことが分かった。

 米ホワイトハウスの高位関係者は23日、大統領府高位関係者との電話通話で「(これは)北朝鮮が希望する状況であり、非常に残念で憂慮の恐れがある」として「米国の立場もその通りだということを日本政府にも伝達する」と明らかにした、と大統領府が24日確認した。大統領府の高位関係者がホワイトハウスとの通話で「日本のマスコミが日本政府消息筋の話を引用して韓米日首脳会談での発言内容を繰り返し歪曲報道している。

 今後の韓米日協力を維持する上で困難が予想される」と遺憾を表明すると、ホワイトハウス関係者がこれに同意したわけだ。これに先立って日本テレビなどの日本マスコミは21日(現地時間)、米ニューヨークで開かれた韓米日首脳昼食会で米日両首脳が韓国政府の対北朝鮮人道的支援に対して「今がそうする時か」として抗議したと報道した。

 一方、この日の通話は金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が米国に対して「史上最高の超強硬対応」を予告したことへの対応策を議論し、11月に予定されたドナルド・トランプ大統領の訪韓問題を協議するためになされた。

イ・ジョンエ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/812318.html 韓国語原文入力:2017-09-24 20:27
訳J.S(710字)

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