登録 : 2017.06.29 04:23 修正 : 2017.06.29 07:25

初日の日程など、各地に“血盟イベント” 
米海兵隊数千人が犠牲になった長津湖の戦い 
中国共産軍南下防ぎ「興南撤収」に貢献 
文大統領「両親もそのおかげで避難」 
明日米副大統領と朝鮮戦争記念碑を訪問 
 
ホワイトハウスの晩餐会と首脳会談 
トランプ政権初の外国首脳夫妻との晩餐 
韓米首脳、単独・拡大会談で 
北朝鮮核問題の解決策などに注目

文在寅大統領夫婦と歓送客らが今月28日午後、城南ソウル空港で、韓米首脳会談のため米国へ飛び立つ専用機に向かって歩いている= 城南/キム・ギョンホ選任記者//ハンギョレ新聞社
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が28日、就任後初めて韓米首脳会談のため、米国に向けて出発した。文大統領の3泊5日の歴訪日程のいたるところに韓米の血盟関係を強調する“イベント”が配置されている。今月30日(以下現地時間)、米ワシントンDCで開かれる韓米首脳会談は、文大統領の就任から51日後に行われるもので、歴代大統領のうち最も早い首脳会談でもある。朝鮮半島の緊張緩和に向けては、まず韓米両国の信頼と同盟が不可欠だという認識によるものだ。

 文大統領が28日、米ワシントンに到着した直後に長津湖(チャンジンホ)戦闘記念碑を訪れるのは、“血盟イベント”の核心だ。長津湖の戦いは1950年11月末、米海兵隊1師団約1万5千人が北朝鮮の戦略的要衝地だった江界(カンゲ)を占領しようとして、咸鏡南道長津郡の湖の近くに隠れていた中国共産軍に包囲され、全滅する危機を迎えた戦闘だ。米海兵隊約4500人が犠牲になったほどの熾烈な戦いで、中国共産軍の南下を遅らせ、9万人以上の避難民が興南(フンナム)の埠頭を通じて撤収することに決定的な貢献を果たしたと評価される。文大統領の親は「興南撤収」で南下した避難民だ。文大統領は23日「国軍および国連軍参戦有功者慰労宴」で長津湖の戦いと興南撤収作戦に言及し、「そのおかげに避難してきた避難民の息子が大韓民国の大統領になった」と明らかにした。訪米初日に、長津湖戦闘記念碑献花を決めたのは韓米同盟の堅固さを強調すると同時に、自分と米国の“つながり”を強調して友好的な雰囲気を作るための戦略とみられる。

 30日午前、マイク・ペンス副大統領と朝鮮戦争記念碑を訪れて献花し、参戦勇士の代表らに会うことも“血盟イベント”の一環だ。チョン・ウィヨン国家安保室長は「ペンス副大統領の父親は朝鮮戦争参戦勇士だ。ペンス副大統領が参戦碑への献花を強く希望した」と明らかにした。このような文大統領の報勲関連日程は、米国政府の一部で提起された文大統領の安保観に対する懸念を払拭する意志を表すと同時に、同日午後に予定されたトランプ大統領との首脳会談を狙った側面もある。文大統領は30日午後、トランプ大統領と単独および拡大首脳会談を相次いで開き、両国間の懸案を点検する。特に、両国の最大の関心事である北朝鮮核問題と関連した解決策が導き出されるかが注目される。文大統領は19日、米国のワシントンポスト紙とのインタビューで、「北朝鮮核問題のために制裁と圧迫というメニューに対話というメニューを加えなければならないと思う。トランプ大統領と虚心坦懐な議論をしてみたい」と述べた。しかし、米国が「先非核化、後対話」の基調を維持しており、両国が意見の隔たりを縮められるかは不透明だ。敏感な懸案のTHAAD(高高度防衛ミサイル)や戦時作戦統制権の移管などは今回の首脳会談の議題ではないと大統領府は線を引いているが、会談の過程で突発的に提起される可能性もある。

 一方、文大統領は29日夕方、トランプ大統領夫妻の招待で夫人のキム・ジョンスク氏と共にホワイトハウスを訪問し、初顔合わせを兼ねた歓迎晩餐会を開く。トランプ政府発足以来、外国首脳夫妻を招待してホワイトハウスで公式歓迎晩餐会を開くのは、文大統領夫妻が初めてだと大統領府は説明した。文大統領は首脳会談翌日の7月1日、ワシントン特派員懇談会と同胞懇談会などに出席した後、2日午後帰国する。

チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-06-28 22:03
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/800717.html 訳H.J(1874字)

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