9日昼12時10分頃、東海(日本名:日本海)で国内漁船と米軍巡洋艦の接触事故が発生した。人命被害はないことが分かった。
韓国軍当局者は「9日正午頃、訓練中の米軍巡洋艦レイク・シャンプレインと操業中の502ナミョン号が、慶尚北道盈徳(ヨンドク)の江口港から東に70マイル離れた海域で接触事故を起こした。人命被害はないと承知している」と話した。別の軍当局者は、事故地点は鬱陵島(ウルルンド)南方56マイルとし「事故後502ナミョン号は11ノットで自力航海し盈徳江口港に復帰した」と話した。
正確な事故の経緯は明らかにされなかった。軍当局者は「海洋警察と米軍が事故の経緯などを調査中であると理解している」と話した。
排水量9600トンのレイク・シャンプレイン艦は事故当時、東海で米軍の原子力推進航空母艦であるカールビンソンなどと連合海上訓練をしていたという。事故漁船502ナミョン号は、浦項(ポハン)の九龍(クリョン)浦船籍で、9.77トン規模の小型漁船であり、事故当時は6人が乗船していたという。