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首都圏の自治団体、各地に平和の少女像を相次ぎ建設

登録:2017-01-13 20:33 修正:2017-01-14 01:34
今年の三一節に市民募金で安養・平沢にも設置 
華城市「日本の蛮行知らせるために世界各地に建設」 
京畿道内の地方自治体14カ所にすでに平和の少女像
今月8日、ソウル鍾路区の旧日本大使館前で両親と共に少女上を訪れた子供が、銅像を眺めている/聯合ニュース

 釜山日本領事館前の平和の少女像設置問題で、韓日関係が急冷している中で、韓国の首都圏地方自治体のあちこちで少女像が相次いで建てられている。

 昨年6月に発足した京畿道の「安養(アンヤン)平和の少女像建設推進委員会」は今年の三一節(サミルチョル)に合せて少女像を建てる計画だ。推進委は「三一節の正午に少女像の除幕式を行えるよう、現在多様な方法で募金活動を繰り広げている」と13日明らかにした。特に、安養地域の10校あまりの高校生たちは、クラスごとに募金箱を用意して少女像建設基金を募金中だ。

 推進委は除幕式を半月後に控えた来月16日、地下鉄4号線のポムゲ駅近隣にあるスカラティウムで平和の少女像製作費募金活動を終えるための後援喫茶店を開く予定で、すでに安養の市民社会団体を中心にチケット販売を始めた。

 安養平和の少女像が設置される場所としては、安養市庁の向い側にある中央公園が有力だ。推進委は女性界と文化界、市民・社会団体、安養高校生連合会などの青年・学生、安養青年ネットワークなどが常任代表団を構成し、イ・ピルゥン安養市長など前現職の安養市長や前現職の市議会議長団、前現職の国会議員、道議会議長が顧問団として参加している。

 京畿道「平沢(ピョンテク)平和の少女像建設推進委員会」も今年3月1日に合井洞(ハプチョンドン)の平沢市青少年文化センター前に少女像を建てることにした。昨年7月の創立以後、6カ月で5527万ウォン(約540万円)を集めた推進委員会の目標金額は6500万ウォン(約640万円)だ。

 推進委は3月1日午後2時から除幕式と共に祝賀公演、平和の平沢のための宣言発表を行う予定だ。

 また、市民の寄付で2014年8月に東灘(トンタン)新都市セントラルパークに平和の少女像を建てたチェ・インソク京畿道華城市長は「日本の反倫理的蛮行を知らせるために、今後世界各地に平和の少女像建設を継続推進する」と10日明らかにした。華城市は2015年11月にカナダのトロント、2016年10月には中国の上海師範大学構内に少女像を建設した実績がある。

 一方、京畿道内には現在、水原(スウォン)・城南(ソンナム)・華城(ファソン)・高陽(コヤン)・光明(クァンミョン)・議政府(ウィジョンブ)・軍浦(クンポ)・烏山(オサン)・金浦(キンポ)・安山(アンサン)・始興(シフン)・安城(アンソン)・富川(プチョン)・広州(クァンジュ)に平和の少女像が設置された。

キム・キソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/778600.html 韓国語原文入力:2017-01-13 10:54
訳J.S(1228字)

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