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DJ, 再び峠を…

原文入力:2009-08-09午後06:55:48
計4回 危機を越して
“回復が難しい水準が続く”

パク・スジン記者,シン・ソヨン記者

←パク・チウォン民主党議員が9日午後、ソウル,西大門区,新村セブランス病院本館前で略式記者会見を行い取材陣の質問に答えている。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr

金大中前大統領が9日午前、血圧低下が回復しないなど ‘峠’ を迎えたが、午後に入り急速に悪化した状況から脱出した。先立って金前大統領は先月23日と今月1・7日の3回を含め、この日までに計4回 重い病の峠を越えた。

この日午前、金前大統領が入院治療を受けているソウル,新村セブランス病院には緊張感が流れた。医療スタッフが非常待機に入り、金前大統領が入院している9階の集中治療室前と家族が待機している20階VIP控室の警護も強化された。

先立って金前大統領はこの日12時に血圧数値が急激に低下し医療スタッフが血圧回復剤だけでなく強心剤なども使って血圧数値を引き上げたと分かった。強心剤は心臓拍出量を増やし血圧を調節する薬で、通常は血圧調節剤が効かない状況で使われる。金前大統領は鎮静剤などにより主に睡眠状態で治療受けていると伝えられた。

金前大統領の病状悪化の知らせが伝えられ、パク・チウォン民主党議員をはじめクォン・ノガプ,キム・オクト前議員,ハン・グァンオク民主党顧問,パク・ソンスク民主党議員,パク・ジュンヨン全南知事など東橋洞系の人々がこの日相次ぎ病院を訪れた。パク・チウォン議員は「現在は血圧・呼吸など各種数値が急に危険域を脱した」として「鎮静剤を投与しておやすみになっている」と話した。

←肺炎でソウル,新村の延世大セブランス病院に入院中である金大中前大統領の状態が再び悪化した9日午前、イ・ヒホ女史など側近が集まっている20階のvipラウンジ前で病院関係者が一般人と取材陣の出入りを禁止している。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr

病院側は病状の好転を楽観しにくいという立場を婉曲に明らかにした。病院関係者は「金前大統領の容態が安定したというものの、呼吸や血圧数値自体が回復傾向ではなく、やや難しい水準が続いている」と話した。

パク・スジン記者jin21@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/370299.html 訳J.S