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言論法反対世論 70%越えるのに…イ大統領“遅らせられない現実”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/368080.html

原文入力:2009-07-27午後10:11:47
法施行 強行意志…民主党“大統領府が強行処理企画自認”

ファン・ジュンボム記者,イユ・チュヒョン記者

イ・ミョンバク大統領が27日、国会の言論関連法処理に対して「今回国会が合意できていたら本当に良かったが、これ以上遅らせることはできない現実だと考える」と話した。
イ大統領はこの日、第20回ラジオ・インターネット演説で「韓国がいったい放送メディア法を唯一することでもなく、世界はすでに皆やっていて新しいことでもないのに、あそこまでするかとの考えを持っている」としてこのように明らかにした。

しかしイ大統領の発言は言論関連法処理過程での再投票・代理投票論議が進行中の状況で法施行に出るという意を表わしたものであり、これら法に対する反対世論が圧倒的に高い現実を無視した認識という指摘だ。<ハンギョレ>と‘リサーチプラス’の去る25日の世論調査で回答者の71%がハンナラ党の言論関連法処理を‘間違い’と答えた。

イ大統領は再投票・代理投票論議と関連して「国会の色々な事項に対しては言及をしない」として「あまり遅れれば私たちは機会をのがすことになる。政治的・理念的に解釈をしてはいけない」と話した。イ大統領は「今後どんな政権も言論を掌握できる時代は過ぎた」として「政権が変わったからと有利に報道してくれということを願ってもいないし、そうなることもないだろう」と話した。
これはイ大統領が言論関連法にともなう‘保守言論の世論独占’批判の声に耳を塞ぎ、この法をただ放送・通信融合と働き口創出という産業的観点だけで眺めている既存認識を表わしたものだ。

民主党はイ大統領の発言は言論関連法強行処理が‘大統領府企画’であったことを自認するものだと主張した。

イ・ガンネ院内代表はこの日の最高委員会で「イ大統領が‘国会で合意できていたら良かったが、これ以上遅らせることはできない現実だった’として、強行処理の弁を明らかにしたがこれはイ大統領指示により今回の闇討ちが強行処理されたということ」と主張した。

イ院内代表は「イ大統領指示がなかったとすれば、キム・ヒョンオ国会議長の職権上程もなかっただろう。またアン・サンス ハンナラ党院内代表と私が交渉のひもを放さず対話を継続しているところだが、突然態度が変わったことを見れば、イ大統領の指示だったことが分かった」と話した。

ファン・ジュンボム,イユ・チュヒョン記者jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S