原文入力:2009-07-17午後07:29:50
時局宣言 懲戒教員数 学校別公開
“2次参加者 厳正対応” 方針…全教組 “稚拙な行為” 批判
イ・ジョンギュ記者
全国教職員労働組合(全教組)が19日2次時局宣言をする予定の中で,
教育科学技術部が時局宣言と関連して懲戒を受けた教員数を学校別に公開することにして論難がおきている。教育運動団体らは「教育当局が先にたって学校構成員らの葛藤を煽っている」と批判した。
教科部は17日2次時局宣言に対する厳正対応方針を繰り返し明らかにし「先月18日に行われた1次時局宣言と今回の2次時局宣言に参加し懲戒や行政処分(注意・警告)を受けた教員数を全国学校別に公開する方針」と明らかにした。また1次時局宣言と関連して行政処分を受けた教員が2次時局宣言に再び参加すれば‘加重処罰’という方案も積極的に検討すると付け加えた。
教科部は1次時局宣言に参加した1万6000人余りの教員の中で全教組本部および支部幹部88人を除いた残りの一般教員らには懲戒ではなく注意・警告処分をすることを市・道教育庁に要請した経緯がある。
教科部はこういう厳正対応方針と時局宣言参加自制要請などの内容を入れた公文書をこの日全国小・中・高校に送った。先立って去る15日には市・道教育庁に公文書を送り、教員らが2次時局宣言に参加しないように徹底的に指導しろと指示した。
これに対して全教組はこの日声明を出し「懲戒教員数公開は父兄と教師の葛藤を助長してまで教師たちの署名を阻もうとする拙劣な行為」と批判した。また「これは懲戒の結果は個人にのみ通知するようにしている規定を教科部自ら破ること」と主張した。
人間教育実現学父母連帯のカン・ユンボン共同代表は「時局宣言が正しいか正しくないかを別にして教育当局としてしてはならない稚拙な措置で、問題を解決するよりは葛藤と対決へ押しやる無責任な処置」と批判した。
正しい教育のための全国学父母会ユン・スクチャ政策委員長も「校長と同僚教師,父母らの圧力を通じて時局宣言参加教師数を減らそうとする意図と見える」として「時局宣言教師たちをあたかも犯罪者扱いする発想に驚かざるを得ない」と皮肉った。
全教組は19日午後2時、ソウル市庁前ソウル広場で‘民主主義守護教師宣言’という主題で△表現の自由保障△時局宣言教師に対する懲戒撤回△競争万能学校政策中断などを要求する2次時局宣言文を発表し署名に参加した教師名簿も公開する予定だ。
イ・ジョンギュ記者jklee@hani.co.kr
原文: 訳J.S