原文入力:2009-07-17午後10:59:48
産別 IT連盟組合員 大部分抜け出て崩壊の危機
ソウルメトロ労組は ‘脱退前提’ の連盟結成案 否決
イ・ワン記者
KT労働組合が17日全国民主労働組合総連盟(民主労総)脱退を問う組合員総投票を行い、組合員2万7018人が参加し2万5647人(95%)の賛成で民主労総脱退を可決した。民主労総傘下の産別連盟であるIT連盟は組合員の大部分を占めるKT労組(組合員2万8000人余り)の脱退により事実上崩壊の危機に置かれるものと見られる。
KT労組のホ・ジン教育宣伝室長は「組合員が民主労総に対する信頼を失い最も大きな目標である雇用安定などを模索できるよう全体通信労組として新しい労働運動をしようという要求が多かった」と話した。労組はこの日全国450余の支部別に午前9時から夕方6時まで組合員賛否投票を行った。
反面、昨年の委員長選挙で落選した‘民主同志会’側組合員らは「組合員らが投票や選挙をする度に会社側の多様な圧力を受け民主的な投票にならない」として「KTは労組に対する支配・介入を中断しなければならない」と主張した。これらはチーム長など会社管理者らがこの間投票前に会食をしながら組合員らを懐柔したり、投票用紙に部署別標識を強要する形で会社に有利な結果が出るように介入したと主張した。
一方、ソウル地下鉄1~4号線を運営するソウルメトロ(旧ソウル地下鉄公社)労働組合はこの日、民主労総脱退を意味する‘全国地下鉄連盟結成’ 案件を代議員大会投票にはかったが否決された。ソウル地下鉄労組は「代議員95人中85人の反対で否決された」と明らかにした。これによりソウルメトロ・ソウル都市鉄道公社労組などが推進する‘民主労総脱退および別途の全国地下鉄連盟結成’企図はひとまず壁にぶつかった。
ソウル地下鉄労組のチェ・ビョンユン代議員は「民主労総に問題があれば補完するべきで、外部に出て行き別に地下鉄連盟を作ることには多数の代議員が反対している」として「今の民主労総脱退がイ・ミョンバク政権の‘民主労総殺し’に便乗することだと考える代議員らもいる」と話した。
だが、シム・ジュシク ソウル地下鉄労組教育宣伝室長は「チョン・ヨンス委員長権限で民主労総脱退案件と地下鉄連盟結成案件を9月の組合員総投票に共に送ることにした」と話した。ソウル都市鉄道公社労組が去る4月の代議員大会で上級団体条項から‘民主労総’を削除するなど、地下鉄労組らはこの間9月に‘別途の地下鉄連盟建設’を目標に色々と推進してきた。
イ・ワン記者wani@hani.co.kr
原文: 訳J.S