原文入力:2009-07-14午後10:26:08
博士級研究委員20人労組結成
“院長が解雇威嚇し研究統制”
イ・ワン記者
韓国労働研究院(院長 パク・キソン)で研究の責任を負う博士級研究委員20人が14日労働組合を結成した。労働研究院の一般研究員と職員らは一日5時間ずつの部分ストライキに入り二日目を迎えた。
ファン・トクスン研究委員労働組合委員長はこの日記者会見を行い、「現パク・キソン院長が評価および解雇威嚇を通じて研究を統制し、公共部門労使関係を再編する契機に労働研究院を利用しようとする不純な意図があらわれた」と話した。労組は今年上半期に社会懸案である‘非正規職法’関連研究結果などの発表が経営陣によって挫折させられ院長が研究者に特定論文方向に従うように研究過程に干渉するなどの事態が起きたと主張した。労組はまたニューライト関連学者らの研究が労働研究院の結果であるかのように院長により大統領府に報告されたこともあると明らかにした。ファン委員長は「単純にパク院長の指向や研究者の理念問題ではなく、研究委員らとの疎通が拒否され国策研究機関の自律性が毀損されていることが問題」と話した。
昨年8月赴任したパク・キソン院長は、研究院創立時から毎週開かれた研究委員会議を先月初め廃止し、研究委員が集まる‘研究委員協議会’を認めなかったと労組は明らかにした。また公共研究労組韓国労働研究院支部と結んだ団体協約を去る2月解約した。
ある研究委員は「研究委員会議などで院長と意見が違った話をした研究者8人が今回の院長評価で皆最低点を受けた」として「これらの中には昨年研究員内で最優秀報告書をだしたと評価された研究者もいるなど、院長の評価はうなずけない」と話した。労組は経営陣の意図どおりに団体協約が改定されれば評価手続きを通じ研究員らを退出させられると見ている。
これに対してパク院長は「国策研究機関は政権が変わり状況が変われば、時の政策需要に合わせなければなければならないと考える」として「だが研究者一人一人の主題選定については自律性を侵害したことはない」と話した。
イ・ワン記者
原文: 訳J.S