登録 : 2016.02.04 09:07 修正 : 2016.02.04 12:00

総選挙控え続々とミニ政党//ハンギョレ新聞社

政界不信のため相次ぎ結党の動き
日帝強制動員被害者・遺族ら
結党準備委設置して…日本で面談計画

大学生・非正規雇用・失業者も集結し
「青年のための政党」推進委発足
農民連盟も農民を代弁する政党を議論

 「土の匙(生まれながら格差問題を抱える人たち)のための政党をつくる」、「韓日過去史清算は私たちの手で解決する」…。

 4月の総選挙を2カ月後に控え、新しい政党を作る動きが相次いでいる。既成政党に自分たちの要求を貫徹させる代わり、「自分の問題は自分が解決する」と直接乗り出したのだ。

 アジア太平洋戦争犠牲者韓国遺族会など20余りの団体に所属する日帝強制動員被害者と遺族100人余りは3日、ソウル鍾路区中学洞の駐韓日本大使館前にある「平和の少女像」横で記者会見を開き、政党をつくると宣言した。「日帝(日本帝国主義)強制動員被害者・日本軍慰安婦の人権政党(仮称)」創党準備委員会は会見で、「韓国政府に日帝強制動員被害者の人権を回復させ、補償特別法と福祉支援政策を用意させるのが最初の目標」と明らかにした。

 日帝強制動員被害者遺族団体が直接結党に向け動き出したのは、「もはや政府と政治家たちを信じられない」と思ってのことだ。実際、与野党が推進してきた日帝強制動員被害者補償法は「予算がない」との理由で19代国会ですべて破棄される事態になり、首相傘下にあった関連調査委員会は昨年末に閉鎖された。チェ・ヨンサン臨時党代表は「国会議員を出すのが目標ではない。遺族団体の名で活動するのに限界を感じ、国会外政党としてでも政党名で活動する」と明らかにした。彼らは来月、日本を訪問し、自民党などに公式面談を要請する計画だ。

 彼らに先立ち、アルバイト、大学生、青年失業者、芸術家、非正規雇用労働者などの青年104人は「土の匙のための政党」を作るとして2日、ソウル光化門(クァンファムン)広場で「新しい革新政党のための青年推進委員会」を発足させた。チェ・ギョンウン推進委員会執行委員は「与党が『労働改悪』をしながら青年問題を解決するといい、野党でも若者が主体となって直接乗り出したケースはなかった。これからは青年が誰かを期待して待つだけでなく、我々が直接作らなければならないという認識と熱望が沸き上がった」と話した。少なくとも比例代表1議席を目標にすると明らかにした。

 また、昨年オンライン政治プラットフォームを通じ、市民が直接政策を作る「市民革命党推進委員会」が登場し、全国農民会総連盟も最近、代議員会で「農民の利害を代弁する政党」が必要とする意見を集約させ、結党に関連した基礎的な議論をしている。

 こうした動きについて専門家たちは、既存の政界に対する不信が広がる中、自分たちが置かれた問題を解決できる最もいい方法が“政治”にあるという市民の認識が強まっている証拠だと評価する。しかし、資金・組織力の問題など現実的に難関にぶつかるほかないとも指摘される。カン・ウォンテク・ソウル大教授(政治学)は「閉鎖的な政党構造で受け入れられなかった議題で政党を作り、積極的に政治に参加するという点は肯定的に評価できる」とする一方で、「政党を作ることからして容易ではなく、選挙運動や後援金などの条件が厳しく、現実的にかなりの困難に直面するしかない」と話した。

パク・スジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-02-03 22:11

http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/729222.html訳Y.B

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