原文入力:2009-07-07午後08:22:40
チョン・ユギョン記者
イ・ミョンバク大統領が‘任期内の大運河放棄’を宣言した中で、大学教授たちが‘4大河川再生’事業の全面再検討を要求した。
‘運河反対全国教授の集い’(教授の集い)は7日ソウル大教授会館で記者会見を行い、「政府が推進する4大河川整備事業は4大河川に堰を設置し大規模浚渫をするということだが、これは事実上‘4大河川殺し’であり大運河事業の1段階」と主張した。この集いは大運河事業推進に反対する3000人余りの教授たちが参加し2008年に作られ、この間運河反対研究支援などの活動をしてきた。
チェ・ヨンチャン教授の集い執行委員長(ソウル大経済学科)は「イ大統領が先月29日ラジオ演説を通じて‘4大河川再生’を推進するとして、河川浄化成功事例に挙げた蔚山,太和江は反対に堰を除去して水質が良くなったケース」と主張した。教授の集いが‘生命の川研究団’を設け太和江事例を分析してみると、防砂堰を撤去して汚染された堆積物を持続的に片付けたおかげで河の水質が改善されたということだ。
パク・チャングン関東大教授(土木学科)は「堰を設置すれば水質が悪化するということは自明な事実」として「ドイツ ライン川の水中堰に見るように堰の核心機能は水位維持のみ」と話した。彼は続けて「いっそ政府が大都市周辺に堰を作り遊覧船を浮かべようと言うなら観光事業として議論してみることはできるだろうが、堰を作って4大河川を生かすというのは話にならない」と主張した。パク教授はまた政府が大々的に川底掘りおこすことと大型堰建設の長所に挙げる水量確保問題に対して「水量確保のために渇水期に水深が50㎝の洛東江を6mまで掘りおこすということは世界的に類似事例がない」と指摘した。
教授の集いは来る22日国会で‘大規模国策事業妥当性評価討論会’を開き、今月末には外国の河川関連教授や専門家たちと共に‘4大河川事業中断要請声明’を発表する予定だ。
チョン・ユギョン記者edge@hani.co.kr
原文: 訳J.S