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キム・ヒョンスン元論説委員と日本市民運動家の高田健氏が「李泳禧賞」

登録:2015-11-17 01:45 修正:2015-11-17 05:18
李泳禧財団で来月3日授賞式
左からキム・ヒョスン元論説委員、高田健氏 //ハンギョレ新聞社

 李泳禧(イ・ヨンヒ)財団は16日、キム・ヒョスン元ハンギョレ論説委員(フォーラム真実と正義共同代表)と日本の高田健「許すな!憲法改悪・市民連絡会」事務局長を「第3回李泳禧賞」共同受賞者に選定した。

 キム元論説委員は1980年の解職言論人出身で、88年のハンギョレ創刊に参加し20年以上にわたり記者として活躍し、退任後も著述作業を通じてジャーナリストとしての領域を拡張してきた。 特に昨年出版した『間島(カンド)特設隊』(西海(ソヘ)文集)に続き、今年8月に出版した『祖国が捨てた人々ー在日同胞留学生スパイ事件の記録』(同)は隠された現代史の問題を徹底した取材と資料確認を通じて暴いた力作と評価されている。

 共同受賞者である高田事務局長は、現在日本の安倍政権が推進している平和憲法の改定を阻止するために93年に改憲に反対する市民運動を結成し、以来20年以上にわたり平和憲法を守り日本の右傾化を阻止する闘争に献身してきた。

 財団は二人の活動を「偶像を打破し時代の真実を明らかにしようとした故李泳禧先生の精神を実践した」と評価した。

 授賞式は来月3日午後7時からハンギョレ新聞社青巖ホールで開かれる。

キム・ギョンエ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/717667.html 韓国語原文入力:2015-11-16 19:14
訳J.S(681字)

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