ソウル西部地検刑事3部(部長イ・ギソン)は韓国人女性行員にわいせつな行為をして、精神科の治療を受けさせた疑い(強制わいせつ致傷)で、日本の大手銀行、三井住友銀行ソウル支店の元行員の日本人O氏(33)を在宅起訴したと9日明らかにした。
三井住友銀行ソウル支店の企画チーム長だったО氏は今年4月9日夜、飲み会を終えて家に帰るタクシーの中で、同じ部署で働く韓国人の女性行員のK氏をセクハラした疑いをもたれている。О氏はタクシーに同乗したK氏に「1回だけ抱きしめてみてもいい」と言いより、太ももの下に手を入れてキスしようとするなど、わいせつな行為をしたことが分かった。K氏は、この事件で精神的なショックを受け、4月28日から5月19日まで病院に入院して精神科の治療を受けた。
О氏側は、検察の調査でK氏が精神科の治療を受けたのは「傷害」とは言えないと主張したが、認められなかったと伝えられた。検察関係者は、「K氏がセクハラ事件のために精神科の治療を受けたことを強制わいせつによる傷害と判断した。このため、強制わいせつではなく、強制わいせつ致傷容疑で起訴した」と明らかにした。
韓国語原文入力: 2015-10-09 19:31