原文入力:2009-06-25午後10:15:29
キム・サンゴン京畿教育長インタビュー
ホン・ヨンドク記者,キム・ジンス記者
←キム・サンゴン京畿教育長. キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr
“(教育予算は)政治的定規だけで見てはいけないと考えます。”
キム・サンゴン京畿道教育長は25日<ハンギョレ>とのインタビューで無償給食など核心公約が予算審議過程で事実上‘座礁’したことに対してこのように話した。京畿道教育委員会は去る23日、道教育庁が出した予算案を審議する過程で無償給食予算171億ウォンを86億ウォン余りに削った。革新学校予算(28億ウォン)は全額を削減した。キム教育長は続けて「(予算は)教育の側面から学校現場のために必要なのか違うのかということを持って問い詰めることが優先ではないのか」として、議会を説得するなど「予算案確保のための努力を継続する」と話した。
-‘子供たちのお昼ご飯にも政派的利益を問い詰めるんですか’というなど、ネチズンはもちろん、父兄たちまで道教育委の決定に対する非難の声が大きいです。
“今回出した金額が3650億ウォンですが、そのうち201億ウォンが京畿道教育を活性化させると私が約束した予算です。ところが115億ウォンが削減されました。これほどまで真正性が、京畿道教育を正常化させようとする風が通じなかったということに自己恥辱感を感じました。”
-最近、大統領も‘庶民と現場’を叫ぶ場面なのに?
“昨日大統領府で行われた市・道教育長らの大統領面談で大統領がおっしゃったことが公教育活性化と私教育費節減でした。私どもがしようとしている革新学校を通じた公教育開発モデル,給食問題,生徒の人権尊重・保護などは今の政府教育政策基調とも脈が通じるのです。”
-予算削減で今後の無償給食拡大は座礁するということなのですか?
“そうではないと思います。昨日大統領に義務教育機関にいる生徒たちに私たちの社会・経済的能力が相当な水準であるだけに無償給食提供が必要だと申し上げました。大統領も関心を示しました。給食無償化に対する各市・道の関心も広がっていて持続的に推進していくでしょう。”
-革新学校予算削減については?
“今回、京畿道教育を生かす努力の核心は革新学校を通じて公教育現場を生かすことだと説明しましたが、教育委で理解されずすべての事業予算を削ったことは本当に遺憾です。”
-追加補正予算案以後、道民たちには謝罪されましたが。
“私を信じて選択した方々に約束したことを守れないことも本当に申し訳ありません。しかし私がした約束はこれから最善を尽くして守って行くようにします。”
-今回の追加経費案は来月京畿道議会審議を受ける予定と理解しています。削減された予算を生き返らせる方案に対する準備はしておられますか。
“法律上、道教育委と道教育庁が同一体なので、教育長が道議会に別途増額案を出すことができません。ただし削減予算の復活は京畿道議会の役割であるだけに、議員たちを相手に趣旨や意義を申し上げ理解されるように努力します。”水原/文ホン・ヨンドク,写真キム・ジンス記者ydhong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/362389.html 訳:J.S