本文に移動

北“6者会談は割れたどんぶり…核放棄 川を渡る”

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/362361.html

原文入力:2009-06-25午後06:44:17
労働新聞, 韓-米首脳会談非難…“主人と走狗のキス”
対北制裁に対抗し“世界最大ウラニウム鉱石保有”核開発大言壮語

ソン・ウォンジェ記者

去る16日ワシントンで開かれた韓-米首脳会談に対する北韓側の最初の反応が9日ぶりに出てきた。北韓労働党機関紙<労働新聞>は25日‘論評員の文-ホワイトハウス ローズガーデンでの主人と走狗のおぞましいキス’を通じて、韓-米首脳の対北合意と発言を逐条非難した。

<労働新聞> ‘論評員の文’は労働党次元の整理された方針が書かれる文であり事実上、北韓の公式反応に該当する。しかしこの文は非難以外に直接的で具体的な‘対応措置’に言及してはいない。
<労働新聞>は韓-米首脳会談で米国の拡張抑止力提供が合意されたことに対して「結局私たちの核抑制力保有の名分をさらに堂々とさせるだけであり‘有事の際’私たちの核報復の火が南朝鮮にまで降り注ぐようにする残酷な事態を自ら招来したこと」と主張した。北韓媒体らは北韓の核兵器が対米自衛用であり韓国を威嚇しないと主張してきたが、最近になって南側に向かって使われることがありうるという点をいつの間にか表わしている。北韓ウェブサイトの<私たちの民族どうし>も去る23日「私たちの核抑制力をはじめとする強大な軍事力は決して陳列品ではない」,「革命的武装力は自主権を侵す者に対してわずかの慈悲も知らず、イ・ミョンバク政権も例外にはなりえない」と主張したことがある。

新聞はまた対北制裁が議論されたことに対して「米国などが金融制裁を云々し、金脈を遮断すれば私たちが衛星発射も核開発もできないかのように騒いでいる」として「しかし私たちには核抑制力強化に必要な全てのものが準備されている。ウラニウム鉱石についても世界最大の埋蔵地を持っている」と反論した。北韓を除く5者会談論と関連しては「6者会談はすでに割れたどんぶりで‘核放棄’も水泡に帰して久しい」とこきおろした。

新聞は韓-米共同ビジョンが‘自由民主主義と市場経済原則に基づいた統一’を明文化したことに対して「(イ・ミョンバク大統領が)反共和国対決政策から一歩も変わったことがないだけでなく、日が進むにつれより一層あくらつに追求しているということを示している」と非難した。また開城工業団地に関するイ・ミョンバク大統領の言及に対して‘開城工業団地実務接触に対する否定’であり、「結局6・15共同宣言を踏みにじり南北関係を対決に追い込むということ」と主張した。

新聞は「イ・ミョンバク逆徒は日を選びに選んで南北共同宣言発表記念日である6月15日に主人を訪ねて旅立った」として、イ大統領の米国訪問日選びも非難した。

新聞は「変化を強調してブッシュ政権との差別化を標ぼうする新しい主人がその(イ大統領)にハンコを捺して上げたことを見れば‘草緑同色(同じ穴の狢)’という朝鮮のことわざを連想させる”としバラク・オバマ米国大統領に対する不満も表わした。 ソン・ウォンジェ記者wonje@hani.co.kr

原文: 訳:J.S