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金属労組, ソウル都心で警察と衝突…65人連行

原文入力:2009-06-19午後11:23:53
“整理解雇粉砕”  6300名 街頭宣伝戦…双龍車工場でロウソクのあかり文化祭

イ・ワン記者

←全国金属労働組合 所属組合員(右側)が19日午後、ソウル,太平路の路上で宣伝戦を行おうとしたが私服警察に捕まり連行されている。 ロイター連合

全国金属労働組合が19日ソウル徳寿宮,大漢門前など市内各所で「整理解雇および構造調整粉砕」等を要求し警察と衝突し65人が連行された。

この日、金属労組組合員6300人余り(警察推算)は午後5時頃、汝矣島産業銀行前で金属労働者大会を終えた後、地下鉄を利用しソウル都心に移動した。これらは光化門と大漢門前などに散開し街頭宣伝戦を行った後にソウル広場に再び集まろうとしたが、警察は109ヶ中隊7000人余りと水砲車5両などを動員し市庁駅など地下鉄の駅入口でこれらを阻んだ。

この過程で南大門付近の道路に進出した一部労組員らが警察に連行され、南大門署など7ヶ警察署で調査を受けた。金属労組は夕方7時頃、ソウル駅に再び集まり決議大会を行った後、双龍自動車平沢工場に移動しロウソクのあかり文化祭を開いた。

これに先立ち金属労組はこの日午後3時、汝矣島産業銀行前で全国事業場から上京してきた1万人余りが集まった中で金属労働者大会を開催した。金属労組は「大規模都心闘争は双龍車整理解雇粉砕をはじめとして国民生存権を保障し民主主義を回復するための闘争の先頭に立つという意志を見せるもの」と明らかにした。

金属労組は△最低生計費引き上げを通じた国民基本生活保障△労働時間短縮を通じた働き口作り△企業余剰金の社会還元,投機資本規制など5項目を政府に要求した。チョン・ガプドゥク金属労組委員長は「政府は労働者と撤去民、そして農民が暮らしていけるようにだけしてくれという素朴な要求まで無慈悲な暴力で踏みにじっている」として「国民と共に民主主義を回復させる闘争に金属労組が先に立つ」と話した。
イ・ワン記者wani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/361442.html 訳J.S