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国税庁, 改革要求した羅州税務署職員 ‘罷免’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/360134.html

原文入力:2009-06-12午後09:07:01
ハン・サンリュル前庁長 ‘批判文’ 職員重懲戒

チェ・ウソン記者

国税庁が内部通信網にハン・サンリュル前庁長を批判する文を載せたという理由で懲戒委員会に付した羅州税務署所属キム・某係長についに最も高い水準の懲戒である罷免決定を下した。(<ハンギョレ> 10日付1面参照)国税庁高位関係者は12日「光州地方国税庁がこの日午前懲戒委員会を招集し、キム氏に対して罷免措置を決めたと報告を受けた」として「手続きと背景,懲戒委でやりとりされた具体的な議論内容などは明らかにすることはできない」と話した。国税庁はキム係長に対して国家公務員法と国税庁公務員行動綱領上の ‘品位維持違反’ 等の理由を挙げ罷免決定をしたと知られた。罷免というのは公務員が職務遂行と関連して受けることがありうる最も高い水準の懲戒で、公職を離れるのはもちろん公務員年金支給資格まで剥奪される。

国税庁はこの日罷免決定を下しても実際当事者には懲戒内容さえ公式通知せず、波紋が大きくなるのを必死に縮小しようとしているのではないかとの疑惑を産んでいる。キム係長は罷免決定を間接的に伝え聞いた後、「国税庁の組織文化が変わらなければならないという声がどれほど高いかについに知らないフリを決め込み、内部の自由な疎通を遮断する動きに深い自己恥辱感を感じる」として「ひとまず請願審査手続きを踏んだ後、それが受け入れられなければ行政訴訟を提起する予定」と付け加えた。

キム係長に対する国税庁の重懲戒決定はむしろ国税庁改革要求がさらに強まらせるものと見られる。キム・ソンテ韓国納税者連盟会長は「今回の事件を数知れず繰り返される政治的税務調査を根本的になくすための制度的装置を用意する機会にしなければならない」として、内部告発者や公益情報提供者を保護する側に国税庁を改革する納税者運動を大々的に繰り広げると明らかにした。

キム係長は先月28日、国税庁内部通信網の ‘私の意見’ 欄に ‘私は去年の夏に国税庁がしたことを知っている’ という題名の文を載せ「前職大統領を自殺という極端な方法で命を終えるように追いやるまで国税庁が端緒を提供した」として、テグァン実業税務調査着手理由などに対する疑惑を明らかにするよう主張した。

チェ・ウソン記者morgen@hani.co.kr

原文: 訳J.S