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広場の叫び “イ大統領, 一方通行止めろ”

原文入力:2009-06-11午前04:25:16
6・10汎国民大会 ソウル広場で開催
国政基調転換など4大要求案 提示

ホン・ソクチェ記者,イ・ギョンミ記者,シン・ソヨン記者

←6・10民主抗争22周年をむかえ10日夕、ソウル市庁前ソウル広場で開かれた ‘6月抗争継承・民主回復のための汎国民大会’ に参加した10万人余りの市民が広場をいっぱいに埋めロウソクのあかりを掲げて ‘民主主義回復’ を要求するスローガンを叫んでいる。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr

500余りの市民・社会・労働団体と民主党・民主労働党・創造韓国党・進歩新党・社会党など5ヶ野党,4大宗教(仏教・天主教・改新教・円仏教)が主催した ‘6月抗争継承・民主回復のため汎国民大会(文化祭)’ が10日10万人余りの市民が参加した中でソウル広場で開かれた。

この日大会でチョン・セギュン民主党代表など野党代表とイ・ガンシル韓国進歩連帯常任代表,ペク・スンホン民主社会のための弁護士会(民主弁護士会)会長などが時局演説を行い、労働者と農民,学生,女性,学界,言論界代表者らが ‘国民は民主回復と全面的国政基調転換を念願する’ という題名の決議文を朗読した。

これらは決議文で「イ・ミョンバク政府は盧武鉉前大統領逝去に対し国民に謝るどころか民主主義を窒息させ疎通のない一方的国政運営基調をむしろ強化している」として「イ大統領が国民的要求を無視し一方通行を止めないならば、広範囲で持続的な国民行動に出るだろう」と明らかにした。

これらは△イ大統領の謝罪と強圧統治の中断△根本的な国政基調転換△庶民の暮らし再生政策の最優先施行△南北間平和的関係回復などの ‘民主回復4大要求案’ を提示し盧前大統領の49日である7月10日まで汎国民署名運動を行うと明らかにした。

←6・10民主化運動22周年の10日夕方、ソウル広場で民主党・民主労働党・進歩新党と市民団体らが6・10民主回復汎国民大会を開き、“イ大統領の謝罪と強圧統治の中断”を要求している。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr

ソウル広場をぎっしりと埋め尽くした市民の中で一部は大会開始20分前、太平路一帯にあふれ出て、一部市民らは太平路,ソウル市議会前まで進出し“独裁打倒”等のスローガンを叫び警察と対峙した。汎国民大会を不法集会と規定した警察は広場周辺に242個中隊2万2000人余りの兵力を配置し市民の光化門方面進出を遮った。

行事は夜10時20分頃、ノレペ(歌の仲間)の歌 ‘広野で’ を共に歌った後、平和的に終えられた。一部市民は太平路側に追加進出し警察と対峙したが夜11時5分頃始まった警察の電撃的な解散作戦に10分後には道路と広場から完全に押し出された。

この行事に先立ち昼12時にはソウル広場近くの大韓聖公会大聖堂本堂で6月民主抗争継承事業会など3ヶ市民・社会団体の主催で ‘6月民主抗争22周年記念式’ が開かれた。この行事でイ・ヘチャン前国務総理は盧前大統領国民葬について報告し感謝の挨拶をした。イ前総理は「政治的民主化ができたと考えたが違っていた」として「盧前大統領の葬儀手続きは来月10日に49日を終えれば事実上終わるが、問題が解決されたことではなく新しい進路を模索しなければならない時」と話した。この日午前10時、世宗路,世宗文化会館では政府主管で ‘第22周年6・10民主抗争記念式’ も開かれた。

←10日午後、6.10汎国民大会参加者らが太平路で街頭デモをしている。 聯合ニュース





←10日夕方、ソウル市庁広場で開かれた6月抗争継承および民主回復汎国民大会で参加者らが民主主義回復を叫んでいる。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr



←10日午後、6.10汎国民大会一部参加者らが太平路一帯で警察と衝突している。 聯合ニュース

ホン・ソクチェ,イ・ギョンミ記者forchis@hani.co.kr



原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/359835.html 訳J.S