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聖公会大NGO大学院 市民社会 活動家 ‘産室’ として聳え立つ

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/359523.html

原文入力:2009-06-09午後07:53:18
聖公会大NGO大学院 創立10周年 10日に創立記念学術発表会

チョン・ユギョン記者

市民・社会運動の活動家を養成してきた聖公会大NGO大学院が10日で創立10周年をむかえる。この大学院は1999年市民社会福祉大学院内に国内最初に開設された ‘NGO学科’ が2003年に大学院に拡大改編され今に至っている。

ジン・ヨンジョン NGO大学院長は9日「去る10年間は市民・社会団体活動家の再教育と共に、韓国社会が進む道を模索することに注力してきた」として「今後はアジアに視線を転じアジア共同の市民社会連帯に出て行く基盤になろうと思う」と抱負を明らかにした。

10年前にNGO学科が設立された時、国内の市民・社会運動は ‘成長痛’ を体験していた。1998年に ‘国民の政府’ がスタートし草の根民主主義を指向する市民・社会運動が活発だったが、もう少し効果的な活動のためには活動家対象の専門的再教育が必要な状態だった。

これに対し、イ・ジェジョン当時聖公会大総長をはじめとしてシン・ヨンボク,キム・ドンチュン,パク・ギョンテ,チョ・ヒヨン教授などが主軸となりNGO学科という国内最初の ‘実験’ を始めた。その結果、NGO大学院は数多くの市民社会活動家らを輩出した。この大学院が開校した1999年以後、10年間に市民・社会運動は落選推薦運動,財閥改革運動,少数者権利運動,小額株主運動などを行い絶頂期を経験した。この大学のチョ・ヒヨン教授(社会学)は「去る10年がいわゆる市民社会運動のルネサンスだとすれば、今後の ‘ポスト イ・ミョンバク’ 時代に市民運動家は政策代案を提示することに主に力を注がなければならないだろう」と話した。

聖公会大は10日に校内の新千年館で ‘市民社会の環境変化とNGO教育の新方向’ を主題に創立10周年記念学術発表会を開く。またNGO大学院教授らが十匙一飯(多くの力を集めれば一人を助けることができるの意)で集めた1000万ウォンを地方出身学生たちに奨学金として支給する予定だ。

チョン・ユギョン記者edge@hani.co.kr

原文: 訳J.S