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現職 高裁部長判事 検察召還

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/359083.html

原文入力:2009-06-07午後06:48:59
パク・ヨンチャ資金 受け取った疑惑…ナ・ウンチャン会長も調査

ソク・ジンファン記者

大検察庁中央捜査部(部長 イ・インギュ)は7日、パク・ヨンチャ前テグァン実業会長から不法資金数千万ウォンを受け取った疑惑で釜山高等法院パク・某部長判事(次官級)を調査対象者身分で呼び調査した。パク部長判事はこの日午前10時頃、検察に出頭し夜遅く帰った。

パク部長判事は任官後20年以上、釜山・慶南地域で勤めており、この時期にパク前会長と親密なよしみを積んだものと分かった。パク部長判事は特に昨年初めパク前会長が ‘飛行機内での乱暴事件’ で裁判に回付された時、当時釜山地方裁判所首席部長判事として事件を配当され論議をかもしたことがある。当時この事件が罰金1000万ウォンで略式起訴されるや担当判事が正式裁判に回付し、その後事件が正式裁判に回付した判事に配当されるやパク首席部長はこれを他の判事に再配当した。

先立って検察は去る6日パク・ヨンチャ前テグァン実業会長と50億ウォン台の釈然としない資金取引をしたナ・ウンチャン(71)新韓金融持株会長も調査対象者身分で呼び調査した。ナ会長はこの日午後2時頃、最高検察庁舎に出頭し調査を受けた後、夜9時頃帰家した。

検察は去る4月、パク・ヨンチャ前会長の政・官界ロビー疑惑を捜査する過程で、ナ会長が2007年4月新韓銀行から発行された小切手50億ウォンをパク前会長の口座に入金した事実を確認した経緯がある。パク前会長は送金を受けた50億ウォンの内、10億ウォンを取り出し高価な絵2点を買い入れたが、以後またお金を詰め込んだ後2年近く50億ウォンを保管している状態だ。

検察はナ会長を相手にこの資金の出処および資金取引の背景などを追及したと分かった。ナ会長がこの資金を役職員名義の借名口座に保管し、また資金が渡っていった後にも2年も使われなかった点などが疑わしいと見たのだ。これに対してナ会長側弁護団は検察で「パク前会長に慶南,金海のカヤカントリークラブ持分5%を取得してくれと依頼して渡したものであり、10余年前から会社から受け取った賞与金などを集めた個人的な資金」と反論した。

ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr

原文: 訳J.S