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イ・ヨンフン大法院長 “シン最高裁判事, 耐え難いこと”

原文入力:2009-06-05午後07:22:53
全国法院長会議で辞退迂回要求
“裁判官らの意見が何か、十分にあらわれた”

パク・ヒョンチョル記者

←イ・ヨンフン大法院長以下、全国法院長らが5日午後ソウル,瑞草区の大法院で開かれた全国法院長会議で国民儀礼をしている。 イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr

イ・ヨンフン大法院長が5日 ‘ロウソクのあかり裁判’ 介入波紋から辞退圧力を受けているシン・ヨンチョル最高裁判事に対して「最高裁判事として耐えがたいだろう」と話した。これは去る2月、シン・ヨンチョル最高裁判事波紋がふくらんだ後、イ大法院長が出した最も強い語調の発言で事実上の辞退要求であると受け止められる。

イ大法院長はこの日、ロウソクのあかり裁判介入波紋と再発防止策を議論するためにソウル,瑞草洞の大法院で開かれた全国法院長会議の開会辞で「シン最高裁判事に下された ‘厳重警告’ 措置は一つの国の法が何か、正義が何なのかを最終的に宣言する最高裁判事には大変重いものであり、決して軽いとは考えられない」と明らかにした。イ大法院長はまた「名誉と道徳性を生命と感じ生涯裁判業務に従事してきた人としては耐えがたいことであろう」と話した。

今回の事態の解決方案を議論する最後の段階と見られる全国法院長会議で出たイ大法院長の発言は一線判事たちの意見が反映された結果で、‘辞退’ という表現を使うことはなかったものの退くことを勧めるものと解釈される。

イ大法院長は「我が裁判官たちは裁判上の独立を自ら確保するという方向で意見を集約し自ら節制された結論を導き出す成熟さも示した」として「裁判官たちの意見が何かは裁判所内外部に十分にあらわれた」と強調した。

大法院公職者倫理委員会の勧告によりシン最高裁判事に ‘厳重警告’ をした後、一線判事たちの反発に直面したイ大法院長は「倫理委は寛大な意見を出したが、私はシン最高裁判事の身の振り方が裁判進行に関与したと見ることができるという点を認め、厳重警告措置したものでこれは大法院長を含めた他のすべての最高裁判事たちの意が込められたもの」と話した。

一方、この日の法院長会議には全国高等法院長と地方法院長など32人が参加し今回の事態を議論した。パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/358857.html 訳J.S