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セクハラ疑惑のソウル大学教授、ハンギョレ報道後に被害通報が相次ぐ

登録:2014-11-10 22:12 修正:2014-11-11 06:32
ソウル大 資料写真//ハンギョレ新聞社

ハンギョレ報道後、ソウル大学コミュニティに証言の文が上がる
「夕食に呼ばれて行ったらセクハラ…「会いたい…携帯メールでハラスメント」

 著名な数学者であるソウル大学教授が、国際学術大会組織委員会で業務を手伝った女子学生にセクハラ行為をした疑惑で捜査を受けたという報道の後、ソウル大生たちのオンライン コミュニティである「スヌライフ」に、自分もK教授からセクハラ行為をされたと主張する投稿が相次いでいる。 被害を主張する学生は10人余りに達する。 スヌライフには匿名で文を書けるが、ソウル大在学生と卒業生だけが接続できる。

 10日午前、スヌライフの自由掲示板に‘Yeonaa’というペンネームの学生が「K教授被害者の方々はコメントを付けてください」というタイトルの文を載せた。‘Yeonaa’は「私も2年間『会いたい』などの携帯メールでセクハラされた。 申告をしようと携帯メールを保存しておいたが、(教授と学生とは)甲乙の立場であるので簡単には申告できなかった。 今回のことがK教授のミスではなく常習的行動だったということを明らかにしたい。 被害を受けた女子学友の皆さん、少しだけ勇気を出してほしい」と書いた。

 すぐにコメントが上がり始めた。ある学生は「2009~2010年に似た目に遇った被害者だ。 6か月間にわたり持続的に『会ってほしい』という携帯メールと電話を受けた。 実際、夕食の席に呼ばれてセクハラを受けたこともある。これ以上、学生たちの被害が出ないことを切に望む」と書いた。

 別の学生たちは「同じような携帯メールを3か月程度にわたり受けた。 本当に思い出すのもいやな時間だった」、「何度も連絡があった。 私を女として扱うような携帯メールの内容とセクハラ水準の携帯メールだったと記憶している。 『会いたい』という内容のものもあった。 夜中に連絡がきて『出てこれるか』『会いたい』という内容だったと記憶する」と書いた。 また別の学生は「あの人のために電話番号まで変えた。休みの時に里帰りすると言うと『出張に行く途中で立ち寄るから酒を飲もう』と言った」と主張するコメントを上げた。 身体接触に遭ったり要求されていたと主張するコメントなども上がってきた。

 被害を主張する学生たちは関連資料を集めて学内人権センターと警察に調査を要請すると発表した。

 K教授は追加で提起された疑惑に対して『ハンギョレ』に送ってきた携帯メールで「私はスヌライフを見ることはできない。 どういう内容かわからないが私は認めない」と明らかにした。 ソウル大学本部側は「まだ分かっていない。 公式に答える内容はない」と話した。

イ・ジェウク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/663804.html 韓国語原文入力:2014/11/10 21:26
訳J.S(1280字)