原文入力:2009-06-03午後06:18:46
“今は時期ではない” 宗教指導者 昼食会 不参加
大統領招請 個人事情を理由に不参加は異例的
チョ・ヒョン記者
曹渓宗総務院長のチグァン僧侶が4日大統領府で開かれる宗教指導者昼食会に参加しないことにした。
大統領府は北韓の核問題と国政正常化解法に対する意見を聞くとして4日イ・ミョンバク大統領との昼食の集いにチグァン僧侶をはじめオム・シンヒョン韓国キリスト教総連合会会長(新教),キム・ヒジュン主教(天主教),チェ・クンドク成均館長(儒教),イ・ソンテク敎政院長(円仏教),キム・ドンファン教主(天道教),ハン・ヤンウォン民族宗教協議会長など7大宗教代表らを招請した。
大統領の招請に主要宗教団体指導者が個人事情を理由に参加しないのはきわめて異例なことであり、国内最大宗教である仏教首長の不参加通知に大統領府と文化観光部も困惑していると知られた。
曹渓宗内ではノ・ムヒョン前大統領逝去と関連し現政府の形態だけでなく環境部の自然公園法改定を控えて曹渓宗が伝統寺刹を文化遺産区域に指定してくれという要求が受容されずにいることに対しても不満の声が高い状況だ。
曹渓宗は来る7月2日、慶南,梁山,通度寺で全国本末寺住職らが参加した中で自然公園法反対決議大会を開く予定だ。
特に執権以後、キリスト教長老として親キリスト教と宗教偏向論難をかもしたイ・ミョンバク大統領に比べ、色々な宗教を等しく配慮し仏教界と交友があったノ前大統領の逝去以後、現政府に対する仏教界の不満が少なからず溢れでている。
チグァン僧侶はノ・ムヒョン前大統領逝去以後、曹渓寺前庭で直接ノ前大統領の告別式輓章文字を書き、主要寺刹でノ前大統領の49日法要を行うようにするなど故人を追慕し遺族たちを慰めることに細心に配慮した。
仏教界では内外の世論にいつも聞く耳を持っているチグァン僧侶が現政府に不満混じりの仏教内外の世論を入れ不参加を決めたと見ている。
これに対して曹渓宗総務院スポークスマン チャン・ジョク僧侶は「院長僧侶がかなり以前から予定していた重要な日程があり、今は大統領府昼食会に参加するに相応しい時期でないと判断しており、機会があれば別に民心を伝える直言をすると理解している」と明らかにした。
曹渓宗総務院は院長僧侶に代えて他の幹部僧侶を送る方案を検討することもしたが幹部らが皆、昼食会代理出席を拒否したと伝えられた。
チョ・ヒョン宗教専門記者cho@hani.co.kr
原文: 訳J.S