原文入力:2009-06-02午前12:23:10
イム・チェジン総長 主宰対策会議…平検事70人余り出席
“盧前大統領逝去残念 捜査正当性 損傷されてはならない”
キム・ナムイル記者
盧武鉉前大統領逝去と関連し首脳部問責論に包まれた検察が1日パク・ヨンチャ ロビー捜査と盧前大統領の逝去に対する責任は別個とし ‘正面突破’ カードを掲げた。検察の捜査方法と手続きを巡ってハンナラ党からも批判が提起される状況で、公開的に「捜査の正当性と正当性」を強調して出たわけだ。
最高検察庁はこの日午前10時からイム・チェジン検察総長主宰で拡大幹部会議を開き、盧前大統領関連捜査内容を全般的に点検し対策方案などを熟考した。会議には平検事の検察研究官以上74人の検事たちが参加した。
チョ・ウンソク大検察庁スポークスマンは会議結果のブリーフィングで「捜査背景と経過,身柄処理に対して正確な情報が提供されず検察内外で事実関係を誤認し検察を批判している場合が多い」として「適切な方法で真相を知らせる必要があるという意見が出てきた」と話した。‘過剰捜査’,‘被疑事実公表’,‘身辺処理の意図的遅延’ 等の論議に対して検察の立場を整理したという意味だ。
会議は今回の捜査の実務責任者であるイ・インギュ中央捜査部長が盧前大統領逝去に対する残念と無念さを現わした後、捜査過程を説明する順序で進行された。引き続き参席者たちが輪番で意見を明らかにし対処方案などを議論した。
3時間にわたって進行された会議で参席者らは「今回の事態を通じて何を教訓として得なければならないのか真剣な省察が必要だが捜査の当為性と正当性が損傷されてはならない。捜査チームは残りの捜査を迅速厳正に進行しなければならないということで意見を集約した」と検察は明らかにした。これは ‘検察責任論’ に対して組織的防御線を張るという意味と解説されるが、検察に向けられた世論と政界などの批判的視線とは距離があるとみられる。
検察は”捜査の当為性と正当性”が ‘パク・ヨンチャ ロビー’ 事件全体を対象にした言葉だと説明した。盧前大統領の600万ドル授受疑惑もこの枠組み内でなされた正当な捜査だったとのことだ。検察は会議内容を言論に知らせる一方、一線検察庁に送る方案も検討している。
ただし、検察は会議で「慣行的になされてきた捜査ブリーフィングに対して改善する点がないか今後点検が必要だ」という結論も出した。確定していない疑惑が捜査チーム内部要人やブリーフィングを通じて外部に流出し、結局前職大統領を死へ追いやったという批判を意識した対応だ。責任を報道機関と分け合えるようにしようという意図も伺える。
先立って辞退意思を明らかにしたイム総長は「すべき仕事があるのに周辺から(出て行けと)言われても出て行きはしないし、すべき仕事をつくしたが周辺で言われても(総長職に)残っていることもないだろう」と話したとチョ スポークスマンは伝えた。
一方、現在金融情報分析院(FIU)に派遣勤務中のイ・ジョングン検事はこの日午後、検察内部通信網に文を載せ ‘(盧前大統領の逝去に)検察の責任があると言う国民が多い。捜査過程に誤りがなかったか真剣な省察が必要だ」で指摘した。
キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr
原文: 訳J.S