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双龍車労組, 人件費 2833億 節減案 提示

原文入力:2009-06-01午後08:33:48
会社案より1千億さらに節減…“職場閉鎖撤回を”

ホン・ヨンドク記者,イ・ヒョンソプ記者,キム・テヒョン記者

←双龍車労組員らが1日昼、京畿,平沢市の双龍自動車工場煙突上で ‘解雇は殺人だ’ と書かれたハンカチを掲げている。 平沢/キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

双龍自動車労組が会社側の大規模解雇方案より人件費を1千億ウォン以上さらに減らすことができる新しい自助案を出し政府に対話を要求した。会社側は「今回の方案が以前から労組が主張してきた方式と差異がなく人材構造調整を継続推進する」と明らかにした。
双龍車労組は1日午前、平沢工場煙突座込み場前で記者会見を行い、双龍車の危機を克服するため2833億ウォンに上る人件費節減方案を発表し会社側には ‘職場閉鎖撤回’ を、政府側には ‘労政対話’ を要求した。

労組の方案によれば会社が大規模解雇方案を撤回すれば、労組員らは未支給人件費を担保とした貸出投資1870億ウォン,勤務形態変更759億ウォン,無給休職204億ウォンなど計2833億ウォンを節減すると明らかにした。会社は去る3月2800人余りの労働者を解雇し1895億ウォンを減らすと明らかにした。

←双龍車労使人件費節減額比較

イ・チャングン双龍車労組企画部長は「労組の人件費節減方案が会社の人材縮小案より効果が短期的という指摘があるが、勤務形態変更などを2年間まず施行し経営状況によって追加延長するならば会社正常化まで持続的な効果を出すことができる」と明らかにした。労組はまた「会社と政府が労組の自救方案と労・政対話を無視し労働者らを追い出しを継続するならば20日間煙突で座り込み中の組合員3人の断食闘争と ‘生産施設の要塞化’ 等、格別の措置を取る」と明らかにした。

労組の自助案に対し会社側関係者は「労組の回復案はこれまで労組が継続的に主張してきた働き口分かち合い方式と違う点が一つもない」として「人材構造調整は裁判所,債権団など関係者との合意事項であり継続推進していくほかはない」と話した。会社側は去る3月2800人余りの労働者解雇方針を明らかにした後、先月31日職場閉鎖措置を実施し、来る8日労働部に解雇者名簿を通知する予定だ。これに先立ち中央労働委員会は先月4日双龍車労組が会社の団体交渉忌避を理由に提出した2回の仲裁申請に対して調整中止決定を下し「構造調整などに関する事項は労使が協議し円満な解決方案を模索しなさい」と勧告した経緯がある。

平沢/ホン・ヨンドク,イ・ヒョンソプ記者ydhong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/358081.html 訳J.S