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ソウル自律型私立高 申請 ‘拙速論議’

原文入力:2009-06-01午後08:31:49
学校運営委員会通さず…教師たち反対しても…
共同行動 “大部分 財団転入金 負担できない”
学校側 “日程差し迫り,意見収斂 いいかげん”

チョン・ミニョン記者,イ・ジョンア記者

←67ヶの教育・市民団体らが設けた ‘自律型私立高対応共同行動’ の代表・会員たちが1日午前、ソウル,鍾路区,ソウル市教育庁前で自律型私立高選定作業を中断することを要求している。イ・ジョンア記者leej@hani.co.kr

ソウル市教育庁に自律型私立高(自私高)転換申請をしたソウル地域33ヶ高校中で相当数が学内構成員の意見をまともに取りまとめないままに申込書を出したという主張が提起された。

私立学校改革国民運動本部と全国教職員労働組合(全教組)ソウル支部など67ヶ教育・市民団体で構成された ‘自律型私立高対応共同行動’ は1日午前、ソウル,鍾路区,ソウル市教育庁前で記者会見を行い「自私高に指定されれば教育過程から財政運用,学生募集に至るまで学校運営方式が大幅に変わるのにも関わらず大部分の学校がきちんとした内部議論なしで一方的に自私高転換申請を強行して」と主張した。

これらがこの日公開した資料によれば、ソウル O高は教職員会議と学校運営委員会の議論を経ずに校長が市教育庁に自私高転換申請を行い、D高の場合は教師投票で絶対多数が反対意見を出したのに理事会が申請を強行するなど相当数の高校で内部意見収斂過程をきちんと経ていないことが分かった。O高の校長は「申請日程が差し迫り内部意見収斂を疎かにしたのは事実」としながら「今からでも学校構成員らと多様な経路で議論をする計画」と話した。D高の校長は「教師たちが自私高に指定された場合に起きるかもしれない身分変化を不安に思っただけで自私高転換自体に反対したものではなかった」と弁明した。

‘自私高対応共同行動’はソウル市教育庁に「公教育を跛行に追いやる自私高設立を今からでも中断しなければならない」と要求した。キム・ヨンソプ全教組ソウル支部私立委員長は「自私高指定を申請した33ヶ高校の中で法が定めた比率(学生納入金の5%)の財団転入金を持続的に負担できる所は殆どない」として「このようになれば自私高運営経費のほとんど大部分が父兄負担に転嫁される恐れがある」と指摘した。

これらは今後自私高申請高校前での1人示威,汎国民署名運動等を通して自私高阻止運動を繰り広げる計画であり、来る20日には教育科学技術部前で‘自律型私立高阻止父兄決議大会’を開くことにした。

チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/358079.html 訳J.S