ソル・フン新政治民主連合議員がセウォル号事故当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領のいわゆる「空白の7時間」に関連して“大統領恋愛説”に言及したため論議を巻き起こしている。
ソル議員は12日、チョン・ウィファ議長主催で国会で開かれた国会議長団と常任委員長団の連席会議で会議のを公開するか論争となり、「(セウォル号事故当時の朴槿恵大統領が)青瓦台で7時間なにをしていたのか」と発言し、「(当時)大統領が恋愛したというのは嘘だと思う。違うと思う」と続けた。朴大統領がセウォル号事故発生以降の7時間、直接の対面報告を受けていない理由について巷で飛び交った話が嘘だという趣旨だったが、国会を正常化するための会合で確認もされていない大統領の“恋愛”話を急に持ち出し、話題を呼ぶ形になった。
セヌリ党のパク・テチュル代弁人は「今日の発言は状況によっては大変重く深刻な事案になる危険性を抱えている」としたうえ、「大韓民国大統領の恋愛という言葉が世間に飛び交うことになれば、どんな結果をもたらすか心配だ。セヌリ党はソル委員長に対し国会倫理委提訴の方案を検討する予定」だと明らかにした。
これについてソル・フン議員は『ハンギョレ』との電話通話で、「大統領が事故当日の7時間も対面報告を受けず問題だと指摘した話であり、統治スタイルを変えろという指摘だった」とし、「一角で提起されている話が事実ではないと、むしろ大統領のために話したのに、セヌリ党議員たちがなぜそんなにむきになるのか理解できない」と語った。
韓国語原文入力:2014.09.12 20:02