原文入力:2009-05-28午前02:02:05
政府, 使用不許可方針 固守
市立美術館そばで進行
警察, 設備車両一時塞ぐ
ホン・ソクチェ記者
←ノ・ムヒョン前大統領の告別式を2日後に控えた27日夜、ソウル,中区,西小門洞,ソウル市立美術館前で開かれた ‘市民追慕祭’ に参加した市民たちが手にロウソクのあかりを持ち盧前大統領を追慕している。 キム・ジョンス記者jongsoo@hani.co.kr
ソウル市庁前広場は結局開かれなかった。27日夕方、盧武鉉前大統領を追慕するための初めての‘市民追慕祭’は広場からはやや離れたソウル市立美術館前の貞洞ロータリーで開かれた。
‘覚えています’という主題の市民追慕祭は夕方7時20分頃から約3時間にわたり開かれた。追慕祭には市民4千人余り(警察推算)がロウソクのあかりを点して参加した。行事場所は徳寿宮大漢門前の市民焼香所から石垣道に沿って300m程度離れたところで、場所が狭く市民たちで足の踏み場さえなかった。行事は仏教,天主教,新教,円仏教など4ヶ宗教団体と参加連帯,経済正義実践市民連合など45ヶ市民・社会団体で構成された ‘市民追慕委員会’ が用意した。
市民追慕委員会は当初追慕祭をソウル広場で開こうとしたが、オ・セフン ソウル市長とイ・ダルゴン行政安全部長官が許さず、貞洞ロータリー側に移して進行された。また警察が行事進行のための設備車両の進入を阻んだために行事開始が予定より20分余り遅れもした。ソウル,南大門警察署関係者は「理由は分からないが上から指示が降りてこなかった」として車両進入を遮り市民が荒々しく抗議するや45分余り後に道を開いた。
追慕祭で発言者として立ったチョン・ジンウ牧師は「復活というのは亡くなった人が実際に生き返るということではない。彼は決して死ななかった。歴史の中で生き返った」と話した。盧前大統領の写真と肉声が入れられた追慕映像が20分余り上映され、あちこちで市民らのすすり泣きがあふれた。
続いて主婦チョン・ミギョン氏,大学生チェ・チョロ氏,ユ・ジナ東国大教授,イ・ソクテ弁護士たちの追悼辞が続いた。ペク・ムサン詩人は ‘私たちがあなたを捨てました’ という題名の追悼詩を朗読し、‘歌を求める人々’ が ‘渇望して’ 等を歌う場面で追慕祭は絶頂に至った。行事は民俗踊り研究家イ・サムホン氏の鎮魂クッへと引き継がれた。相当数の市民たちは追慕祭が終わった後も席を離れることができず大型テレビで盧前大統領追慕映像を夜遅くまで見守った。
市民追慕祭が進行されている間にも大漢門前の市民焼香所を訪れる市民の足は続いた。追慕行列は大漢門を中心に二通りに伸びていったが、貞洞石垣道側は1KM以上続いた。この日、夜10時までに大漢門市民焼香所だけで市民1万7千人余りが立ち寄った。
市民たちはこの日も焼香所の周囲で多彩な方式で盧前大統領を哀悼した。特に新マンガ本出版社所属の漫画家たちは盧前大統領が生前に笑っている姿を横4m,縦3.5mの大型油彩掛け軸に描いて掲げた。漫画家パク・コヌン(37)氏は「最後に行かれるところを豪華に美しく描いて差し上げたくて黄色,赤色など明るい色を選んだ」と話した。
ホン・ソクチェ,キム・ミンギョン,ソンチェ・ギョンファ記者forchis@hani.co.kr
原文: 訳J.S