6議員「ムン候補の辞退のみが更に大きな分裂を防ぐ最善の道」
セヌリ党初当選議員6人が12日、妄言波紋と関連してムン・チャングク国務総理候補者の自主的辞退を促した。
セヌリ党のキム・サンミン、ミン・ヒョンジュ、ユン・ミョンヒ、イ・ジェヨン、イ・ジョンフン、イ・ジャスミン議員は12日、声明を発表して「国務総理のような国家指導者級の隊列に上るには、何よりも国民皆が共感できる確固たる歴史観を持っていなければならないことが基本だが、ムン候補者の歴史観は本人の釈明にもかかわらず深刻な問題にならざるを得ない」として、ムン候補者の辞退を促した。 6人は「ムン候補者が辞退することのみが更に大きな政治・社会的葛藤と分裂を防ぐ最善の道だ」と警告した。
6人の議員は「‘日帝植民支配と南北分断は神の意志’とか‘日本から慰安婦問題に関する謝罪を受ける必要はない’などの歴史認識に同意する大韓民国国民が果たして何人いるだろうか?」と反問した後「発言場所や趣旨の問題は重要ではない」と指摘した。 妄言による波紋と関連してムン候補者と国務総理室がこの日、発言場所と趣旨を挙げて釈明したことに正面から反論したわけだ。 6人は続けて「明らかなことは、このような発言が改革と統合という時代的な２つの天命の両方に於いて、国民の判断に決して合わないという事実だ」と強調した。
6人の議員はまた、セヌリ党指導部に向かって「ムン・チャングク候補者の適格性について冷徹に判断し、今回の地方選挙で約束した通り、国民の意思を謙虚に受け入れることを願う」と要求した。 6人は大統領府に向かっても「再び人事検証に失敗した大統領府の人事システムに対する根本的で大々的な手入れも強力に要求する」として「国民に希望ではなく心配と憂慮を抱かせる人事はこれ以上繰り返してはならない」と注文した。
ソ・ボミ記者 spring＠hani.co.kr
訳J.S(995字)
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ノ・フェチャン「ムン・チャングク、安倍が任命した人のようだ」
「保守と進歩を越えて、大韓民国では容認されえない歴史観」
チョン・ホソンも「日帝植民政府を立てることはできない」候補指名撤回を要求
ノ・フェチャン前正義党代表がムン・チャングク国務総理候補者の妄言に関して「日本の安倍総理が閣僚に任命した人のように思える」と批判した。
ノ前代表は12日、YTNラジオの‘シニュルの出発 新しい朝’に出演し‘ムン候補者の発言についてどう思うか’という質問に「このような極端な考えを持つ方ならば、主要な公職に、それが総理ではなくても出られない」として、このように話した。
ノ前代表はまた「これは保守か進歩かを越える問題」として「(ムン候補者は)大韓民国では容認されえない歴史観と哲学を持っているという点で(総理候補指名は)国民の健康な情緒に全く背く深刻な人事」と指摘した。
チョン・ホソン正義党代表もこの日、国会でムン候補者の妄言に関連して「日本帝国主義者らが前面に出すことよりさらに露骨で、保守を自称される方々でも受け入れられない内容」とし「朴槿恵(パク・クネ)大統領は直ちに指名を撤回せよ」と要求した。 チョン代表は続けて「万一、この政権がムン・チャングク氏の言動をいささかでも擁護しようとするならば、この政権は認められない。 21世紀の大韓民国に日帝植民政府を立てることはできないからだ」と明らかにした。
シム・サンジョン院内代表も「アン・デヒの時より重大な‘人事惨事’として、このような親日事大主義的な人に国政運営の責任を任せることは大韓民国の未来をあきらめることに他ならない」として、候補指名の撤回を強力に要求した。
キム・ヨンチョル記者 yckim2＠hani.co.kr
訳J.S(863字)
